特許
J-GLOBAL ID:200903071010549310

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿嶋 英實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042370
公開番号(公開出願番号):特開平5-208682
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 高車速時の収斂性を確保しつつ、低車速時のハンドルの戻り特性を改善して、運転フィーリングを向上させる。【構成】 操舵トルク、車速、舵角速度センサ33、舵角加速度センサ41によって検出された操舵系の操舵状態のうち少なくとも2つのパラメータ(例えば、車速、操舵トルク、操舵トルクの微分値、舵角速度、舵角加速度のうちの少なくとも2つ以上のパラメータ)をファジー入力としてファジー推論を行い、ステアリングの戻り状態に応じた粘性ゲインを演算する。そして、この演算した粘性ゲインに基づいてステアリング戻り時におけるアシストモータ6の制御値を補正する。したがって、非線形できめ細かな制御が可能となり、高車速時の収斂性を十分に確保しつつ、低車速時のステアリング戻り時にはアシストトルクを小さくすることで、ステアリングの戻り速度が向上し、また残留ハンドル角が小さくなって良好な戻り特性になる。
請求項(抜粋):
操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生するモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた電動式パワーステアリング装置において、前記操舵系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、前記操舵トルク、前記車速および該操舵状態検出手段によって検出された操舵系の操舵状態のうち、操舵状態を含む少なくとも2つのパラメータに基づいて所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、ステアリングの戻り状態に応じた粘性補正値を演算する粘性補正演算手段とを設け、前記制御手段は、粘性補正演算手段の演算値に基づいてステアリング戻り時における前記モータの駆動制御値を補正することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (8件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  G05B 13/02 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D117:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00

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