特許
J-GLOBAL ID:200903071011894429
同期整流式DC/DCコンバータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-014159
公開番号(公開出願番号):特開2005-210820
出願日: 2004年01月22日
公開日(公表日): 2005年08月04日
要約:
【目的】繰り返し電源Eを開閉しオン時にインダクタ9を付勢する主スイッチング素子01B、主素子01Bと逆の動作で開閉し、オン時にインダクタの転流路を形成する同期整流スイッチング素子02Bを備え、定常時は演算増幅器3とコンパレータ1,2を介し素子01B,02Bのオン又はオフ期間比率を制御して出力電圧Voutを所定値に維持し、素子01Bと02Bの開閉関係が逆転する際に両素子を一時オフ状態とするデッドタイムを設けた同期整流式DC-DCコンバータの起動時、主素子01Bのオン期間(同期整流素子02Bのオフ期間)比率を漸増しVoutを緩やかに立ち上げる際もより簡単な回路でデッドタイムを作る。【構成】起動時は電流源15にてコンデンサ15を充電する際の直流抵抗R1の両端電圧CS1,CS2と三角波信号Voscとを夫々PWMコンパレータ1,2で比較させ、コンパレータ1,2の出力で素子01B,02Bを開閉駆動する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
繰り返しオンオフして少なくともオン時に直流入力電源を介しインダクタを付勢する主スイッチング素子、該主スイッチング素子のオンオフと逆の動作でオンオフし、オン時に前記インダクタの電流の転流路を形成する同期整流スイッチング素子、前記インダクタの非直流入力電源側に現れる電圧を平滑化する平滑手段を持ち、
定常時は前記主スイッチング素子および同期整流スイッチング素子のオン期間またはオフ期間の比率を制御して前記平滑手段から得られる直流出力電圧を前記直流入力電源の電圧と異なる所定値に維持するようにし、起動時は前記主スイッチング素子のオン期間および前記同期整流スイッチング素子のオフ期間の比率を時間の経過と共に漸増して前記直流出力電圧を前記所定値より充分低いレベルから前記所定値に向け緩やかに立ち上げるソフトスタートを行い、
前記主スイッチング素子と同期整流スイッチング素子とのオンオフの関係が逆転する際にこの2つのスイッチング素子を共に一時オフ状態とするデッドタイムを設けた同期整流式DC-DCコンバータであって、
所定の上限レベルと下限レベルの間で上昇と下降を繰り返す三角波信号を生成する発振手段、
レベルが時間と共に漸次上昇または下降する第1のソフトスタート信号と、この第1のソフトスタート信号に対して所定のレベル差を持つ第2のソフトスタート信号とを、この第1,第2のソフトスタート信号が少なくとも前記ソフトスタートの期間に前記三角波信号と交わるように生成するソフトスタート信号生成手段を備え、
前記ソフトスタート時において、前記主スイッチング素子が前記三角波信号と第1のソフトスタート信号とを比較する第1の比較手段を介し、該第1のソフトスタート信号が前記三角波信号と交わる時点ごとにオンからオフに、またはオフからオンに切替え駆動され、
同じく前記ソフトスタート時において、前記同期整流スイッチング素子が前記三角波信号と第2のソフトスタート信号とを比較する第2の比較手段を介し、該第2のソフトスタート信号が前記三角波信号と交わる時点ごとにオンからオフに、またはオフからオンに切替え駆動されることを特徴とする同期整流式DC-DCコンバータ。
IPC (1件):
FI (2件):
H02M3/155 B
, H02M3/155 S
Fターム (15件):
5H730AA20
, 5H730AS04
, 5H730AS05
, 5H730BB13
, 5H730BB14
, 5H730BB57
, 5H730BB91
, 5H730DD04
, 5H730EE12
, 5H730EE59
, 5H730FD01
, 5H730FG05
, 5H730XC14
, 5H730XC16
, 5H730XX05
引用特許:
出願人引用 (1件)
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DC-DCコンバータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-260024
出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (4件)