特許

J-GLOBAL ID：200903071012329776

燃料電池用ガス拡散電極及びその製造方法

発明者： 矢野 秀夫 ,  冨田 淳 ,  井尾 健児 ,  岡本 光 ,  石上 正幸 ,  杉浦 健二 ,  大谷 淳
出願人/特許権者： アイシン精機株式会社 ,  アイシン化工株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-212560
公開番号（公開出願番号）：特開2004-055393
出願日： 2002年07月22日
公開日（公表日）： 2004年02月19日
要約：

【課題】電気抵抗を低減させて導電性を更に向上させる燃料電池用ガス拡散電極の製造方法を提供する。【解決手段】このガス拡散電極は、カーボン繊維と、表面に多数の凹凸を有する膨張黒鉛と、カーボン繊維及び膨張黒鉛を結合する結合材とを基材としている。凹凸を有する膨張黒鉛とカーボン繊維との絡み合い性が高められている。製造にあたり、カーボン繊維と膨張黒鉛と消失可能な第1結合材とを含む第1液状物を準備する。第1液状物の固形部分と液状部分とを抄紙処理により分離して固形部分によりカーボンシートを形成する。撥水性を有する第2結合材を含む第2液状物と抄紙工程後のカーボンシートとを接触させ、第2結合材をカーボンシートの空隙部分に含浸させる。カーボンシートを加熱し、カーボンシートに含浸した撥水性を有する第2結合材を固着させると共に、第1結合材を消失させる。【選択図】図5

請求項（抜粋）：

導電性をもつカーボン繊維と、表面に多数の凹凸を有する膨張黒鉛と、前記カーボン繊維及び前記膨張黒鉛を結合する結合材とを基材としており、 多数の凹凸を有する前記膨張黒鉛と前記カーボン繊維との絡み合い性が高められていることを特徴とする燃料電池用ガス拡散電極。

IPC (2件)：

H01M4/86 ,  H01M4/88

FI (2件)：

H01M4/86 B ,  H01M4/88 C

Fターム (8件)：

5H018AA02 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018BB00 ,  5H018BB03 ,  5H018BB05 ,  5H018DD05 ,  5H018EE06

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 電極触媒層およびその製造方法並びに電極触媒層を用いた燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-293515   出願人：東レ株式会社