特許
J-GLOBAL ID:200903071016933678

動画像符号化装置及び動画像復号化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347420
公開番号(公開出願番号):特開平10-191354
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 マクロブロックのグループ毎にビット発生量の見積もりを行い、フレームの目標ビット数を各マクロブロックグループに分配することにより、符号化過程で生じるフレーム内の画質の不均一性を少なくすること。【解決手段】 フレームターゲット演算部14に映像シーケンス、ビットレート、符号化モードを入力し、フレームターゲットを演算する。分配係数演算部16はマクロブロックグループの発生ビットの見積もりをし、分配係数を演算する。量子化係数演算部18はフレームターゲットと分配係数とに基づいて、量子化係数を演算する。量子化部21は符号化部20からマクロブロック毎に画像の符号化データが与えられると、指示された量子化係数で量子化する。そして出力バッファ部22は量子化されたビットストリームを出力する。
請求項(抜粋):
定められた長さの映像信号である映像シーケンスのビット発生量の見積もりを各フレーム毎に行い、その見積もり結果より各フレームのビット割当量であるフレームターゲットを定めた後、符号化すべき映像シーケンスを入力し、各フレームのビット発生量が前記フレームターゲットになるように量子化係数を制御し、前記映像シーケンスのビットストリームを出力する動画像符号化装置において、前記映像シーケンスを入力して各フレーム毎に前記フレームターゲットを演算するフレームターゲット演算部と、前記フレームターゲット演算部で演算されたフレームターゲットを記憶する第1の記憶部と、前記映像シーケンスの各フレームについて、フレーム中の複数のマクロブロックより構成されるマクロブロックグループのビット発生量を見積もり、その見積もり結果より前記フレームターゲットを前記各マクロブロックグループに分配するための分配係数を演算する分配係数演算部と、前記分配係数演算部で演算された分配係数を記憶する第2の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶され前記フレームターゲットを前記第2の記憶部に記憶された前記分配係数に従い分配して各マクロブロックグループターゲットを設定し、映像シーケンスの符号化時の各マクロブロックグループのビット発生量が、前記各マクロブロックグループターゲットになるように量子化係数を演算する量子化係数演算部と、前記映像シーケンスのビットストリーム生成時に前記映像シーケンスを符号化する符号化部と、前記符号化部で符号化された符号化データを、前記量子化係数演算部で演算された量子化係数に従って量子化する量子化部と、前記量子化部で量子化された量子化データを入力し、定められたレートのビットストリームとして出力する出力バッファ部と、を具備することを特徴とする動画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/30 Z

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