特許
J-GLOBAL ID:200903071017796828

FRP型枠を用いたトンネルの覆工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180182
公開番号(公開出願番号):特開平5-001499
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【構成】 トンネルTの内周壁Tbに略沿ってFRP型枠1を仮設置することにより筒状体Wを構成する工程と、前記トンネル内の前後の筒状体W’の軸方向の端部同士を重合させた部分に押さえ治具2を設置して固定し筒状体Wを完成する工程と、トンネル内周壁TbとFRP型枠1の外周面との間にモルタル8を打設する工程とを具備する。【効果】 FRP型枠1自身が水密に形成されている上にFRP型枠1は、接着材で接合することができるから、施工精度及び作業能率を向上することができる。また、施工上、通水断面径を大きくとることができるほか、粗度係数を減少して、所定の水の流量Qに対する掘削坑Taの掘削断面積を減少することができる。
請求項(抜粋):
堅硬な地山に形成すべきトンネルの精密な覆工に適用されるFRP型枠を用いたトンネルの覆工方法であって、(イ)地山を掘削してトンネルを形成する工程と、(ロ)トンネルの内周壁に略沿ってFRP型枠を仮設置することにより筒体を構成する工程と、(ハ)前記トンネル内の前後に構成された筒体の軸方向の端部を互いに重ね合わせ、その重合部分に治具を設置して固定するとともに、前記FRP型枠を互いに接着材で接着して筒体を完成する工程と、(ニ)内周壁とFRP型枠の外周面との間に覆工材を打設する工程とを具備することを特徴とするFRP型枠を用いたトンネルの覆工方法。

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