特許
J-GLOBAL ID:200903071019940683
空気調和装置の空冷凝縮器の補助冷却装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮本 泰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154453
公開番号(公開出願番号):特開平10-325587
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 空調装置の空冷凝縮器の放熱フィンに散水し、この水の蒸発により放熱フィンを冷却する補助冷却装置において、スプレーノズル部の間欠運転を外気温度の変化によって自動制御し、冷却効率と水の有効利用率とを向上させる。【解決手段】 放熱フィン3のほぼ全体に水を散布するのに要するスプレーノズル部4の作動時間と上記空冷凝縮器2の吸込口付近の外気温度との関係と、この散布した水が蒸発して上記放熱フィン3のほぼ全体が乾燥するのに要するスプレーノズル部4の停止時間と上記吸込口付近の外気温度との関係とを夫々記憶し、かつ外気温度センサー10が検出した外気温度と上記記憶に基づき上記スプレーノズル部4の作動時間と停止時間とを夫々自動的に制御する散水制御手段9を設ける。
請求項(抜粋):
空気調和装置の空冷凝縮器の放熱フィンに細かい粒または霧状の水をほぼ均一に散布するスプレーノズル部と、このスプレーノズル部を作動・停止させる制御部と、上記空冷凝縮器の吸込口付近に配設され、外気の温度を検出する温度センサーとを備え、上記スプレーノズル部の散布する水量をほぼドレン水を出すことなく蒸発する程度に制御せしめて、昇温した放熱フィンに水を散布し、この散布した水の蒸発潜熱により上記放熱フィンを冷却する補助冷却装置であって、上記制御部に、上記放熱フィンのほぼ全体に水を散布するのに要するスプレーノズル部の作動時間と上記空冷凝縮器の吸込口付近の外気温度との関係と、この散布した水が蒸発して上記放熱フィンのほぼ全体が乾燥するのに要するスプレーノズル部の停止時間と上記吸込口付近の外気温度との関係とを夫々記憶し、かつ上記温度センサーが検出した外気温度と上記記憶に基づき上記スプレーノズル部の作動時間と停止時間とを夫々自動的に制御する散水制御手段を設けたことを特徴とする空気調和装置の空冷凝縮器の補助冷却装置。
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