特許
J-GLOBAL ID:200903071024117154

深絞り性と耐型かじり性と耐食性に優れた亜鉛系めっき鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246088
公開番号(公開出願番号):特開平6-091305
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は自動車、家具、家電などに用いられる深絞り部品をプレス成形にて行なうに際し、容易にかつ安定して製造するための深絞り性と型かじり性に優れ、かつ耐食性に優れた亜鉛系めっき鋼板を提供する。【構成】 鋼板表面に複数の凹部を千鳥状に設け、凹部の深さが板厚の0.3〜10%とし、鋼板表面の1mm2 当りの凹部の合計断面積が0.3mm2 以上とし、かつ凹部の合計体積が0.8×106 μm3 以上で、さらに凹部間距離を凹部の最大さし渡し長さの1.0以上とし、その表面に亜鉛系めっきを施すことにより容易にかつ安定した深絞り性と耐型かじり性と耐食性に優れた亜鉛系めっき鋼板ができる。
請求項(抜粋):
鋼板表面の両面もしくは片面に複数の凹部を設け、該凹部の最大さし渡し長さをdとした時の断面積をS、凹部深さをh、鋼板板厚をt、鋼板表面1mm2 当りの凹部個数をnとした時、凹部深さhは鋼板板厚tの0.5〜10%とし、鋼板表面1mm2 当り凹部体積の合計VをV=S×h×nで表わすVが0.8×106 μm3 以上を満足し、鋼板表面1mm2 当りの凹部の合計断面積AをA=S×nで表わすAが0.2mm2 以上を満足し、圧延方向に隣接する凹部間中心距離P1 が1.0d以上、圧延方向列の列間中心距離P2 が1.0d以上とし、かつ凹部間中心距離P1 と列間中心距離P2 の間の位置に凹部群が配列し、千鳥模様を形成した冷延鋼板の表面に、亜鉛を70%以上含有するメッキ層を設けたことを特徴とする深絞り性と耐かじり性に優れた亜鉛系めっき鋼板。
IPC (5件):
B21B 1/22 ,  B21D 22/20 ,  C23C 2/02 ,  C23C 2/06 ,  C23C 30/00

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