特許
J-GLOBAL ID:200903071024128326

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138378
公開番号(公開出願番号):特開平8-303582
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 停車時の入力クラッチの解放状態に応じて、発進時のクラッチの係合を適正化し、係合ショックを防ぐ。【構成】 自動変速機の制御装置は、入力クラッチC1の油圧サーボC-1の制御手段を有し、制御手段は、判断手段による判断が、特定の解放状態まで達しているとされた場合に、係合手段により、油圧サーボC-1に対して、解放油圧(PC 1 m )に油圧サーボC-1のピストンが摺動移動して入力クラッチC1が係合を開始する程度の初期係合油圧(ΔPC 1 S )を付加した油圧を供給した後に、その油圧から所定の上昇特性に基づき徐々に油圧(PC 1 )を上昇させ、判断手段による判断が、特定の解放状態にまで達していないとされた場合には、発進操作が検出されたときの油圧サーボC-1への供給油圧から所定の上昇特性に基づき徐々に油圧(PC 1 )を上昇させる。
請求項(抜粋):
前進走行レンジが選択されたときに係合されて、エンジンからの回転を変速機構に伝達する入力クラッチと、該入力クラッチを選択的に係脱させる油圧サーボと、前進走行レンジが選択され、車速がなく、アクセルペダルが解放され、ブレーキペダルが踏み込まれていることで車両の停車状態を検出する停車状態検出手段と、発進操作を検出する発進操作検出手段と、前記入力クラッチの係合状態を検出する係合状態検出手段と、前記停車状態検出手段、発進操作検出手段及び係合状態検出手段からの信号に基づいて、前記油圧サーボへ供給される油圧を制御する制御手段とを備える自動変速機の制御装置において、前記制御手段は、前記停車状態検出手段により車両の停車状態が検出されたときに、前記油圧サーボの油圧を徐々に低下させて前記入力クラッチを徐々に解放させた後に、所定の解放状態を保持させ得る解放油圧を前記油圧サーボに供給する解放手段と、前記発進操作検出手段により車両の発進操作が検出されたときに、前記係合状態検出手段の検出する信号に基づき前記入力クラッチの解放が前記油圧サーボのピストンが後退を開始する程度の特定の解放状態まで達しているか否かを判断する判断手段と、該判断手段による判断が、前記特定の解放状態まで達しているとされた場合には、前記油圧サーボに対して、前記解放油圧に前記油圧サーボのピストンが摺動移動して入力クラッチが係合を開始する程度の初期係合油圧を付加した油圧を供給した後に、その油圧から所定の上昇特性に基づき徐々に油圧を上昇させ、前記判断手段による判断が、前記特定の解放状態にまで達していないとされた場合には、前記発進操作が検出されたときの油圧サーボへの供給油圧から前記所定の上昇特性に基づき徐々に油圧を上昇させる係合手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/20 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:54

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