特許
J-GLOBAL ID:200903071024770249

角速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-166688
公開番号(公開出願番号):特開平8-029180
出願日: 1994年07月19日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 移動開始の電源投入時からのゼロ点電圧ドリフトによる累積角度誤差が減少して方位を電源投入時から高精度に検出できるようにする。【構成】 メモリ15に予め振動ジャイロ11の電源投入時からのゼロ点電圧を適当な期間ごとに平均化したゼロ点電圧を経時変化として記憶する。電源投入時から判定部17が停車を判定するまでの時間に振動ジャイロ11のゼロ点電圧を期間ごとに平均化する。演算処理部16は期間ごとにメモリ15に予め記憶しておいたゼロ点電圧Va と平均化したゼロ点電圧Vm とを比較して、その比の補正係数「Va /Vm 」を算出し、移動と判定した場合に補正係数「Va /Vm 」を平均化した補正係数Vn とゼロ点電圧Vm の乗算値から走行中の振動ジャイロ11の出力電圧Vj から減算して角速度を求める。
請求項(抜粋):
振動ジャイロと、この振動ジャイロの電源投入時からのゼロ点電圧の経時変化を予め記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されているゼロ点電圧の経時変化と前記振動ジャイロの非移動時に求めたゼロ点電圧の経時変化とを比較する比較手段と、前記比較手段での比較値に基づいて前記記憶手段に記憶しているゼロ点電圧の経時変化を補正するための補正係数を決定する補正係数決定手段と、前記振動ジャイロの移動時に前記記憶手段に記憶しているゼロ点電圧の経時変化に前記補正係数決定手段で決定した補正係数を乗算した値を前記振動ジャイロの出力値から減算する算出手段とを備える角速度検出装置。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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