特許
J-GLOBAL ID:200903071028149409

閉囲空間の消火設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 侑 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-207148
公開番号(公開出願番号):特開平8-066487
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電算機室や電話交換機室等の閉囲空間の火災時に、不活性ガスを閉囲空間内に放出して、火災を抑制するとともに水損のダメージをなくする。【構成】 電算機等の電気機器を装備する閉囲空間1に火災検知器5および消火薬剤としてCO2 を保有する消火剤保有装置6を設置するとともに該装置6の保有するCO2 の放射するガス噴射ノズル7の放射口をフリーアクセス4の床面4a、4bに向けて設け、あるいはフリーアクセス内に放射口が対峙するように設け、また各電算機の循環気流取入口2aの近傍にそれぞれガス噴射ノズル7を設け、閉囲空間に発生した低濃度の煙を検知した火災検知器5の火災信号により、消火剤保有装置6の保有するCO2 をフリーアクセスの床面、あるいは放射ガス同士に衝突させ均一に拡散し、拡散した消火薬剤を閉囲空間の環気流で火災部へ搬送し、冷却作用と希釈窒息作用とにより火災部の燃焼を抑制することである。
請求項(抜粋):
電子計算機等の電気機器を装備する閉囲空間に、該閉囲空間に発生した火災現象を検知する火災検知器を設け、前記電気機器と接続するケーブルを配線する前記閉囲空間のフリーアクセス内に1又は複数のガス噴射ノズルを設け、前記閉囲空間内又は閉囲空間外に、前記フリーアクセスを通じ前記閉囲空間に循環気流を発生させる空調機と、前記ガス噴射ノズルに起動時に供給する不活性ガスを保有する消火剤保有装置とを設け、前記ガス噴射ノズルを、その噴射口が、前記フリーアクセスの上下床面もしくは側壁面に向くように、または噴射口同士が対峙するように配置し、前記火災検知器が火災発生と判断される火災現象を検知した時に、前記消火剤保有装置を起動させて不活性ガスを前記フリーアクセス内のガス噴射ノズルから放出させることを特徴とする閉囲空間の消火設備。
IPC (3件):
A62C 3/00 ,  A62C 35/02 ,  A62C 35/11
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-259473

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