特許
J-GLOBAL ID:200903071034247420

リッツ線およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-298625
公開番号(公開出願番号):特開平7-153327
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 リッツ線を太くすることなく、その形状的な均等性および安定性を向上させ、高周波伝播特性を向上させる。【構成】 絶縁体からなる軸部材2を用いる。この軸部材2の径は、撚り合わせ前の9本の素線束3を一円周に沿って並べたときの内接円の径より小さい。製造時、前記内接円と同径の直線状の支持部材20の周りに9本の素線束3を撚り出す。支持部材20の紡錘状の先端部21において、素線束3は撚り締めを受け、素線束3群の内径が次第に小さくなる。支持部材20の軸中心の貫通孔22を通って出てきた軸部材2の外周に各素線束3を撚り込む。つぎに、撚り合わした素線束3群の外周に糸状のシース材4を横巻きする。これにより、各素線束3の断面形状は、円環を均等に分割する互いに合同なほぼ扇形状となる。【効果】 径の小さい軸部材2を使え、リッツ線1も細くできる。
請求項(抜粋):
絶縁体からなる可撓性を有する軸部材を中心として、複数本の素線束を同心撚りするとともに、この撚り合わされた素線束群の外周にシース加工を施してなるリッツ線において、前記軸部材は前記素線束群の内接円の断面積より少ない断面積で構成され、かつ前記各素線束の断面形状が円を均等に分割する互いに合同なほぼ扇形状になっているとともに、前記各素線束が前記軸部材とともに密に組み合わされて全体として断面円形になっていることを特徴とするリッツ線。
IPC (3件):
H01B 7/30 ,  B21F 7/00 ,  H01B 13/02

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