特許
J-GLOBAL ID:200903071035288783

画像認識による欠陥検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203126
公開番号(公開出願番号):特開平6-027036
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 検査対象物体の欠陥を含む部位の画像、特に金属材料の溶接部位のX線透過写真のフィルムを対象として迅速且つ高精度に総合的な判定を行うことにより欠陥の像を認識し得る画像認識による欠陥検出装置を提供する。【構成】 従来のこの種の装置が不得手であった金属材料の溶接部位等の欠陥の認識に対して、人間の初期視知覚を模倣した放射投影法と称される手法を用いる。この手法は、物体を人間の初期視知覚のように、たとえば形状に関しては単に丸く見えるとかあるいは細長く見えるというように、また色合いに関しては黒っぽいとかあるいはぼんやりしているというような視覚的な表現に置換し、その表現を放射投影法で用いる放射状フレームに幾何学的に反映させる。即ち、欠陥の像の特徴をその放射状フレームに投影させ、その投影により物体の境界を判断させることにより欠陥を認識する画像認識装置6を備えている。
請求項(抜粋):
検査対象物体の欠陥を含む部位の画像を映像信号として取り込む画像入力手段と、該画像入力手段により取り込まれた画像の映像信号から画像濃度及び画質を判定する画質判定手段と、本質的には識別対象の大きさ及び形状には依存しない放射状フレームを用いた放射投影法に基づいて、前記画質判定手段により所定基準以上の画像濃度及び画質を有すると判定された画像の映像信号を処理して当該画像に含まれる欠陥像を認識する画像認識手段と、該画像認識手段により認識された欠陥像の映像信号の特徴量からその欠陥の大きさ及び種類を弁別する欠陥弁別手段とを備えたことを特徴とする画像認識による欠陥検出装置。
IPC (5件):
G01N 21/88 ,  G03B 42/02 ,  G06F 15/62 400 ,  G06F 15/70 330 ,  H04N 7/18

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