特許
J-GLOBAL ID:200903071037101834
インクジェットヘッドの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096145
公開番号(公開出願番号):特開平7-304180
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 部品点数や組立工程数が少なく、接続部におけるショートなどを防止し、低コストで信頼性の高いものとする。【構成】 流路基板1上の加圧室に対向する壁面1cに、振動板6とその上に圧電素子7とを配置する。圧電素子7上に多量の異方導電性接着剤15を塗付し、フレキシブルケーブル9を位置合わせして対接させ、圧電素子7の上方に加圧部材16を配置し加圧しながら加熱する。加圧時に異方導電性接着剤15の一部は圧電素子7の周囲にはみ出し、壁面1cまで達する。この状態で硬化すると、加圧されている異方導電性接着剤は加圧方向に導電性を示し、加圧されない部分は絶縁性を示すので、フレキシブルケーブル9の所定の電極と圧電素子7との間は加圧された異方導電性接着剤15a により導通し、圧電素子7の周囲は加圧されない異方導電性接着剤15b により絶縁シールされる。
請求項(抜粋):
中間部に加圧室を含むインク流路と、上記インク流路の先端に連通するノズルと、上記加圧室に対向する壁面に配置してある圧電素子と、上記圧電素子に駆動電圧を供給する配線部材とを有し、上記配線部材を介して上記圧電素子に電圧を印加し、上記加圧室内のインクに圧力を加えてインクを上記ノズルから吐出させるインクジェットヘッドの製造方法において、上記圧電素子上に上記配線部材を接合する際に、上記圧電素子と上記配線部材との間隙に異方導電性接着剤を介在させた状態で加圧しつつ加熱して、上記異方導電性接着剤の一部を上記圧電素子の周囲にはみ出させた状態で硬化させ、上記間隙において加圧されて導電性となった上記異方導電性接着剤により上記配線部材と上記圧電素子とを導通させるとともに、上記圧電素子の周囲にはみ出した状態で絶縁性を保っている上記異方導電性接着剤により上記圧電素子を絶縁シールすることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16
, B41J 2/045
, B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H
, B41J 3/04 103 A
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