特許
J-GLOBAL ID:200903071054869568

認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018640
公開番号(公開出願番号):特開平5-219053
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 発呼理と通信中チャネル切替のように2つの通信処理モードを有するシステムにおいて、一方の通信処理モードにおける加入者認証処理に要する時間を短縮する。【構成】 加入者端末に代表される通信装置と交換機に代表される通信処理装置は、第一の通信処理モードでは従来と同一の方法で通信装置の認証を行うが、第二の通信処理モードでは第一の通信処理モードにおける認証処理の際に用いたパラメータを記憶しておき、通信装置はサービス要求の際に、認証の為に必要な情報を含め、通信処理装置も記憶しているパラメータを用いて認証処理を行うことにより、認証のための信号のやりとりを不要にして、認証処理に要する時間を短縮して接続遅延を低減する。
請求項(抜粋):
認証鍵を有する通信装置と、その通信装置と通信回線によって接続され通信処理を行う通信処理装置と、前記通信装置を認証するための認証鍵を記憶し前記通信処理装置からの要求に応じて認証鍵を前記通信処理装置に与える記憶装置により構成され、前記通信処理には2つの処理モードを含み、第一の処理モードでは、前記通信処理装置は前記通信装置から第一の処理モードであることを指示する第一の通信要求を受信した時にその通信装置の認証鍵を前記記憶装置に要求してそれを受領し記憶する工程と、乱数を発生する工程と、その乱数を前記通信装置に送信する工程と、前記通信装置により認証鍵を用いてその乱数を暗号化することにより生成された認証応答信号を受信し記憶する工程と、その認証応答信号を復号する工程と、この復号した信号と前記乱数が一致した時に前記通信装置との間で通信を開始する工程を含み、また前記通信装置は前記認証応答信号を記憶する工程を含み、第二の処理モードでは、前記通信処理装置は第二の処理モードであることを指示する信号と前記通信装置が記憶している認証応答信号を認証鍵を用いて暗号化した第二の信号とを含む第二の通信要求信号を前記通信装置から受信した時に前記第一の処理モード時に記憶した認証鍵を用いてその信号を復号する工程と、その復号結果と記憶している認証応答信号とを照合して一致した時に前記通信装置との間で通信を開始する工程と、前記第二の信号を新たな認証応答信号として記憶する工程とを含み、また前記通信装置は前記第二の信号を新たな認証応答信号として記憶する工程を含むことを特徴とする認証方法。
IPC (2件):
H04L 9/32 ,  H04B 7/26 109
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表昭61-501161

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