特許
J-GLOBAL ID:200903071061616489

発電用多気筒内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043067
公開番号(公開出願番号):特開2000-240499
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 電子制御エンジンで使用されている回転速度検出センサ等や発電電力信号を流用し、低コストで精度良くエンジンの異常燃焼、失火の量を測定し、判別できる失火検出装置を提供する。【解決手段】 内燃機関の出力軸の回転角速度を計測し、平均回転角速度と計測される回転角速度との差である角速度変動量Fnを得、計測各時点の出力軸の回転角に対応して予め求められている角速度変動量基準Fsと、前記角速度変動量Fnとに基づいて角速度変動差Gを求め、所定行程内にある角速度変動差量Daを導出するとともに、前記角速度変動差量Daに基づいて、内燃機関の失火状態を判別するに、機関負荷の変動による回転変動を除く、異常な回転変動を代表する角速度変動差量Daにより失火判別をおこない、前記失火判別の基準に従い、角速度変動量基準Fsを角速度変動差量Daに応じて更新する。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力軸の回転角速度を、その計測各時点の回転角に対応して計測する角速度計測手段を備え、前記回転角速度を計測する計測時点以前の一定期間の平均回転角速度と前記角速度計測手段により計測される回転角速度との差を、前記計測各時点において、角速度変動量Fnとして、導出する角速度変動量導出手段と、前記計測各時点の出力軸の回転角に対応して予め求められている角速度変動量基準Fsと、前記計測各時点で前記角速度変動量導出手段により導出される前記角速度変動量Fnとに基づいて、角速度変動差Gを求める角速度差導出手段と、前記角速度差導出手段により求まる前記角速度変動差Gに基づいて、所定行程内にある角速度変動差量Daを導出するとともに、前記角速度変動差量Daに基づいて、内燃機関の失火状態を判別する失火判別手段を備えた発電用多気筒内燃機関の失火検出装置であって、前記計測各時点での該内燃機関の負荷を発電電力から計測する負荷状況計測手段を備えるとともに、前記失火判別手段が、前記負荷の変動による回転変動を除く、回転変動を代表する前記角速度変動差量Daにより、失火判別をおこない、前記失火判別の基準に従い、前記角速度変動量基準Fsを、前記角速度変動差量Daに応じて更新する変動量基準更新手段を備えた発電用多気筒内燃機関の失火検出装置。
Fターム (12件):
3G084AA00 ,  3G084DA27 ,  3G084EA07 ,  3G084EA08 ,  3G084EA11 ,  3G084EB22 ,  3G084EC02 ,  3G084FA18 ,  3G084FA24 ,  3G084FA33 ,  3G084FA34 ,  3G084FA38
引用特許:
審査官引用 (9件)
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