特許
J-GLOBAL ID:200903071062027665

分級装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075197
公開番号(公開出願番号):特開平11-267592
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 1台の分級装置で、粉体を粗粉、中粉、細粉に効率よく分離選別するとともに粉体の乾燥も同時に行う分級装置を提供する。【解決手段】 1台の分級装置の中に、回転している分散板から環状通路に放出された粉体を分級ガスにより吹き上げられる原料と吹き上げられない原料とに分級する一次分級部と、該吹き上げられた原料を回転している分級羽根を通過できる原料と通過できない原料とに分級する二次分級部とを有し、1台の分級装置で、粉体を粗粉、中粉、細粉に効率よく選別分離する。また、分級装置ケーシングを用いて選別された粉体の取出口等を形成し、分散板と分級羽根を一つの駆動軸に連結することで装置の小型化を図る。また、ガイドコーンを用いて分級ガスを整流し、分級部に均等な分級ガス流れを形成することにより均一な分級を行う。さらに、粉体を乾燥させる必要のある場合は分級ガスとして熱ガスを使用する。
請求項(抜粋):
上部に原料投入口と細粉を伴った分級ガスの排出口をそれぞれ有し下部に中粉取出口と粗粉取出口とそれぞれ有した分級装置であり、その内部に、略中央部に略水平面内で回転可能に取付けた分級原料用の分散板と該分散板の半径方向外方の周囲に分級ガス吹き上げ環状通路を介して設けられ該分散板から該環状通路に放出された原料を衝突させる略筒状の衝突板とでなり該分散板から該環状通路に放出された原料及び衝突板に衝突した原料を該環状通路を吹き上げられる分級ガスにより粗粉とそれより小さい粉に分離させ粗粉は下方へ落下させて該粗粉取出口へ導きそれより小さい粉は分級ガスとともに上昇させるようにした一次分級部と、該一次分級部の分級ガス流れの下流である上部に周囲に間隔をおいて配した複数の分級羽根を回転可能に有し該一次分級部を上昇通過して分級ガスに同伴された粉をさらに分級して細粉と中粉に分離する二次分級部と、該分級羽根の半径方向外方の略下方周囲に形成され該中粉取出口へ連通した中粉取入用環状開口と、該一次分級部の分級ガス吹き上げ環状通路の下方へ位置させて上方に開口した分級ガス導入口と、を配して構成した分級装置。
IPC (2件):
B07B 7/083 ,  B07B 11/06
FI (2件):
B07B 7/083 ,  B07B 11/06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-039666
  • 特開昭58-114746

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