特許

J-GLOBAL ID：200903071063182176

直流電源装置

発明者： 鈴木 康司
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 高田 守 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-256344
公開番号（公開出願番号）：特開平5-103465
出願日： 1991年10月03日
公開日（公表日）： 1993年04月23日
要約：

【要約】【目的】 2つ以上の直流電源回路のスイッチング動作を同期させて使用している直流電源装置において、直流電源回路の入力段にコンデンサを追加することなく一次電源である直流電源から引く電流のリップル電流を小さくし、かつ同期信号発生回路を使用せずに同期運転をさせることのできる同期回路によって小型・軽量化することのできる直流電源装置を得ることを目的とする。【構成】 複数の直流電源回路の内、1つの直流電源回路にあるスイッチングトランジスタ駆動回路から、スイッチングトランジスタがオン状態となるところの駆動信号を検出し、その信号にて他の直流電源回路における発振器の動作を同期させ、スイッチング動作をオフさせるように働き、、互いのスイッチング動作をずらすことで、直流電源装置の入力リップル電流を小さくすることができる同期回路を備える。

請求項（抜粋）：

直流電源からの電圧を変圧するためのスイッチングトランスと、前記スイッチングトランスの一次巻線に接続されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランスの補助巻線に接続されたリセットダイオードと、前記スイッチングトランジスタを駆動させる駆動回路と、前記スイッチングトランスの二次巻線に接続された整流ダイオードと、前記整流ダイオードに接続されたチョークコイルと、出力電圧を平滑するための出力コンデンサと、前記出力コンデンサの両端の電圧を検出し、前記スイッチングトランジスタのオン・オフを制御する制御回路からなる第1の直流電源回路と、前記第1の直流電源回路と同様に構成された第2の直流電源回路からなる直流電源装置において、前記第1の直流電源回路の駆動回路から信号を受け、第1の直流電源回路におけるスイッチングトランジスタがオンすると同時に第2の直流電源回路におけるスイッチングトランジスタをオフさせるように働く同期回路を備えたことを特徴とする直流電源装置。