特許
J-GLOBAL ID:200903071069746411

油圧ナット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004802
公開番号(公開出願番号):特開2000-205287
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 大型の回転体等の軸にベアリングを取り付け外すときに、油圧ナットを用いるが、その油圧ナット自体も大型になり、中には100kgを越えるものがある。従来技術による大型の油圧ナットの上部には吊り手段が取り付けられているが、油圧ナットを軸にネジ込むときに、吊り手段も一緒に回転してしまうため、油圧ナットを人力で支えてネジ込まなければならない。【解決手段】 油圧ナットの外環の外周面に吊り手段を備えたリング状の外輪を設け、外環と外輪との間に転がりボール又は転がりロールを入れて、ベアリング構造のごとく、吊ったままの状態で外環を外輪内で回動自在とする。【効果】 吊ったままの状態で、油圧ナットを取り付け軸にネジ込めるので、作業が容易である。
請求項(抜粋):
外周面に吊り手段(C)が取り付けられたリング状の外輪(1)と、内周面にネジ溝が形成されたリング状の外環(2)とリング状のプランジャ(3)とからなり、リング状の外環(2)の側面に形成された凹部にリング状の凸部を持つプランジャ(3)が嵌合し、上記凹部と凸部との嵌合により形成される密閉空間に高圧オイルを導入することにより、プランジャ(3)を押し出すシリンダー構造の油圧ナットであって、外輪(1)の内周面と外環(2)の外周面には断面形状が円弧状の溝がリング状に設けられ、前記外輪(1)の円弧状溝と外環(2)の円弧状溝とによって形成される断面形状が円形のリング状隙間に適宜数の転がりボール(P)が収納され、上記転がりボール(P)を介して外環(2)が外輪(1)内に回動自在に保持されていることを特徴とする油圧ナット。
IPC (2件):
F16C 35/073 ,  F16C 35/078
FI (2件):
F16C 35/073 ,  F16C 35/078
Fターム (5件):
3J017AA02 ,  3J017AA04 ,  3J017CA06 ,  3J017DB05 ,  3J017DB07

前のページに戻る