特許
J-GLOBAL ID:200903071071101720

三相/三相PWMサイクロコンバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146266
公開番号(公開出願番号):特開平11-341807
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 スイッチングキャリア周波数を電源電圧周波数と同期、非同期に関係なくて入力電流に大きな振動が発生しない、制御用のCPU のオンライン計算量が少なく制御回路が簡単なPWMサイクロコンバータデジタル制御装置を提供する。【解決手段】 三相交流電源の各相と三相出力の各相とを双方向に電流を流せ、かつ自己導通、自己遮断が可能で、PWM制御される9個の双方向スイッチで直接接続する電力変換器のPWMサイクロコンバータの制御装置において、電源電圧検出部22と、入力電流分配率発生部24と、入力情報発生部25と、出力情報発生部28と、出力電圧指令関数発生部27と、スイッチングパターン作成部26と、スイッチ信号発生部31と、双方向スイッチドライブ部32とを設ける。
請求項(抜粋):
三相交流電源の各相と三相出力の各相とを双方向に電流を流せ、かつ自己導通、自己遮断が可能で、PWM制御される9 個の双方向スイッチで直接接続する電力変換器のPWMサイクロコンバータの制御装置において、前記三相交流電源電圧を入力して三相交流電源電圧位相と少なくとも1相分の三相交流電源線間電圧を出力する電源電圧検出部と、前記三相交流電源電圧と同周波数で任意振幅の三相対称正弦波を入力電流指令とし、前記三相交流電源電圧位相を前記入力電流指令の位相とし、前記入力電流指令の位相における前記入力電流指令の絶対値の中で、最小値と中間値との比を入力電流分配率として出力する入力電流分配率発生部と、前記入力電流指令の位相における前記各入力電流指令の絶対値の大小関係といずれか一つの絶対値の符号が判断できる情報を入力情報として出力する入力情報発生部と、出力相電圧指令の位相を入力して前記出力相電圧指令の位相において各出力相電圧指令の大小関係が判断できる情報を出力情報として出力する出力情報発生部と、前記出力相電圧指令の位相が、前記出力相電圧指令と同周波数かつ同位相で振幅が1の三相対称正弦波の最大値と最小値の差を出力電圧指令関数1として出力し、中間値と最小値の差を出力電圧指令関数2として出力する出力電圧指令関数発生部と、出力電圧指令振幅を入力して、前記出力電圧指令関数1と、前記出力電圧指令関数2と、前記三相交流電源線間電圧と、前記入力電流指令の位相と、前記入力情報と、前記入力電流分配率とによって、キャリア一周期に出力相電圧指令が最大あるいは最小の出力相と入力電流指令の絶対値が最小の入力相、中間の入力相、最大の入力相の間の3個の双方向スイッチをONOFF する順番および各双方向スイッチをONする時間をこの出力相のスイッチングパターンとして作成して出力し、キャリア一周期に出力相電圧指令が中間の出力相と入力電流指令の絶対値が最小の入力相、中間の入力相、最大の入力相の間の3個の双方向スイッチをONOFFする順番および各双方向スイッチをONする時間をこの出力相のスイッチングパターンとして作成して出力するスイッチングパターン作成部と、前記出力情報と前記入力情報と、前記スイッチングパターンによって、前記9個の双方向スイッチのキャリア一周期のONOFF 信号を発生して出力するスイッチ信号発生部と、前記9個の双方向スイッチのONOFF 信号によって前記9個の双方向スイッチを駆動するゲート信号を発生して出力する双方向スイッチドライブ部とを有すことを特徴とする三相/ 三相PWMサイクロコンバータの制御装置。
IPC (2件):
H02M 5/297 ,  H02P 7/632
FI (2件):
H02M 5/297 ,  H02P 7/632 F
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-206364
  • 特開昭61-177166
  • 電力変換装置の制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-145868   出願人:株式会社神戸製鋼所

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