特許

J-GLOBAL ID：200903071072753330

多色感熱記録装置

発明者： 米田 純一
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-288654
公開番号（公開出願番号）：特開平5-124235
出願日： 1991年11月05日
公開日（公表日）： 1993年05月21日
要約：

【要約】【目的】多色感熱記録シートの各発色層の発色から定着までの時間間隔を実質的に等しくする多色感熱記録装置を提供することを目的とする。【構成】多色感熱記録装置10では、第1の定着用光源20と第2の定着用光源22とが回転自在な第2ドラム24の軸に対して対称的に配置される。そこで、多色感熱記録シート14を装着された第1ドラム16が回動され、サーマルヘッド18から該多色感熱記録シート14に供給される熱エネルギでイエロー発色層を発色させ、第1定着用光源20によって定着される。続いて、サーマルヘッド18によってマゼンタ発色層を発色させ、第2ドラム24が回動して第1定着用光源20と第2定着用光源22を入れ換えて第2定着用光源22によって定着される。したがって、イエロー発色層の場合も、マゼンタ発色層の場合もサーマルヘッド18から定着用光源20、22まで搬送される多色感熱記録シート14の時間間隔が同一になるため、画像等の濃度が一定になる。

請求項（抜粋）：

同一支持体上に発色波長の異なる複数の発色層が積層された多色感熱記録シートに対して文字、画像等を記録する多色感熱記録装置であって、多色感熱記録シートを所定の速度で搬送する搬送手段と、前記搬送される多色感熱記録シートの各々の発色層に異なる熱エネルギを供給し、発色させる単一の発熱手段と、前記発熱手段によって記録された文字、画像等を当該多色感熱記録シートに対して定着させるために波長の異なる光を発する複数の定着用光源と、前記搬送される多色感熱記録シートの所定の位置に対向して前記複数の定着用光源の夫々を実質的に同一位置に位置決めする手段と、を備えることを特徴とする多色感熱記録装置。