特許
J-GLOBAL ID:200903071073625467

補正機能を有する制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011618
公開番号(公開出願番号):特開平9-204201
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 計測可能なパラメータによる制御指令値-システム出力特性のバラツキと個体差の如き計測不能なパラメータに起因する該特性のバラツキを同時に補正し、厳密な補正の場合でもデータ量を増やさず、簡易、高精度に補正する。【解決手段】 例えばコントローラ9は、L/U制御において、計測可能なパラメータで領域を細分化した第1マップ上に所定のシステム出力相当のL/U制御指令値をマッピングし、計測パラメータで制御指令値を読取り、制御指令値-システム出力特性の変化を補正し、同様に計測可能なパラメータで領域を細分化した第2マップ上に上記所定のシステム出力近傍の制御指令値-システム出力特性の変化勾配をマッピングし、計測パラメータで該変化勾配を読取り、これによって計測不能なパラメータによる制御指令値-システム出力特性の変化を推定する手段によって求められた制御指令値-システム出力特性の偏差を補正する。
請求項(抜粋):
制御対象となるシステムに制御指令値を与え、そのシステム出力の制御をする制御装置において、制御指令値とシステム出力以外の計測可能な第1のパラメータを計測する手段と、計測不可能もしくは実質的に計測不能な第2のパラメータによる制御指令値-システム出力特性の基準値からの偏差を推定する手段と、前記第1のパラメータによる制御指令値-システム出力特性の変化を補正し、かつ、前記推定手段により得られる制御指令値-システム出力特性の偏差を補正する手段とを備え、該補正手段は、前記第1のパラメータにより領域を細分化したマップ上に、所定のシステム出力相当の制御指令値をマッピングした第1のマップと、前記第1のパラメータにより領域を細分化したマップ上に、前記所定のシステム出力近傍の制御指令値-システム出力特性の変化勾配をマッピングした第2のマップとを含み、前記計測手段により計測される第1のパラメータに応じて、該第1のマップから当該制御指令値を読み取ることによって、第1のパラメータによる制御指令値-システム出力特性の変化の補正をするとともに、前記計測手段により計測される第1のパラメータに応じて、該第2のマップから当該変化勾配を読み取り、これに基づき、前記推定手段により得られる制御指令値-システム出力特性の偏差の補正をすることにより、前記第1のパラメータによる制御指令値-システム出力特性の変化と、前記第2のパラメータによる制御指令値-システム出力特性の基本値からの偏差とを、ともに補正する、ことを特徴とする補正機能を有する制御装置。
IPC (5件):
G05B 13/02 ,  B60K 41/04 ,  F16H 61/14 601 ,  G05B 11/36 501 ,  G05B 19/02
FI (6件):
G05B 13/02 L ,  G05B 13/02 B ,  B60K 41/04 ,  F16H 61/14 601 H ,  G05B 11/36 501 F ,  G05B 19/02 C

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