特許
J-GLOBAL ID:200903071078944714
ディジタルデータ復調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-141643
公開番号(公開出願番号):特開平6-350653
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】各レベル反転間隔が同期データ,“0”及び“1”のうちの何れかをあらわすものとされたパルスコード変調信号についての復調を、PLLを用いて同期クロック信号を形成する回路構成を備えることなく行う。【構成】パルスコード変調信号のレベル反転間隔の夫々に関する反転間隔測定値を得る反転間隔測定部(13,14,15,16)からの復調対象レベル反転間隔,復調対象レベル反転間隔に先立つレベル反転間隔、及び、復調対象レベル反転間隔に順次続く2個のレベル反転間隔の夫々についての反転間隔測定値の各々を更新保持するメモリ手段(17,18,19,20)と、復調対象レベル反転間隔についての復調信号を、メモリ手段(17,18,19,20)から得られる各反転間隔測定値と復調対象レベル反転間隔に先立つレベル反転間隔に対応する期間に得られた復調信号である先行復調出力の状況とに基づいて得る復調処理部(21)とを備える。
請求項(抜粋):
レベル反転間隔がn・X,2n・X及び3n・X(nは正整数,Xはクロック周期)によりあらわされる3種に規定され、2連のレベル反転間隔3n・Xが同期データを,レベル反転間隔2n・Xが“0”を、及び、2連のレベル反転間隔n・Xが“1”をあらわすものとなるべく形成されたパルスコード変調信号の実際のレベル反転間隔の夫々を、クロック周期Xの数をもって測定して、各レベル反転間隔に関する反転間隔測定値を得る反転間隔測定部と、該反転間隔測定部から得られる復調対象レベル反転間隔についての第1の反転間隔測定値,上記復調対象レベル反転間隔に先立つレベル反転間隔についての第2の反転間隔測定値、及び、上記復調対象レベル反転間隔に順次続く2個のレベル反転間隔についての第3及び第4の反転間隔測定値の各々を、上記パルスコード変調信号の実際の各レベル反転間隔に相当する期間において更新保持するメモリ手段と、上記復調対象レベル反転間隔についての復調信号を送出するものとされ、上記パルスコード変調信号の実際の各レベル反転間隔に相当する期間中において、上記メモリ手段から得られる上記第1,第2,第3及び第4の反転間隔測定値、及び、上記復調対象レベル反転間隔に先立つレベル反転間隔に対応する期間に得られた上記復調信号である先行復調出力に基づき、上記復調対象レベル反転間隔が本来あらわすべき上記同期データ,“0”及び“1”のうちのいずれかを検出するデータ検出を行い、該データ検出により検出された上記同期データ,“0”及び“1”のうちのいずれかに応じた上記復調信号を得る復調処理部と、を備え、上記復調処理部が、上記データ検出を、上記第1の反転間隔測定値が3n+3以上である第1の場合にはデータが存在しないと判断し,上記第1の反転間隔測定値が3n-1以上で3n+2以下である第2の場合には同期データと判定し,上記先行復調出力が同期データの前半部分をあらわすもとで上記第1の反転間隔測定値が2n+1以上である第3の場合には同期データと判定し,上記先行復調出力が“1”の前半部分をあらわすもとで上記第1の反転間隔測定値が2n以下である第4の場合には“1”と判定し、さらに、上記第1,第2,第3及び第4の場合とは異なる第5の場合には、上記第1の反転間隔測定値がn+1以下のとき“1”,n+2以上で2n+1以下であるとき“0”、及び 、2n+2以上で3n+2以下であるとき同期データと判定して行うことを特徴とするディジタルデータ復調装置。
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