特許
J-GLOBAL ID:200903071087165221

音源信号推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267877
公開番号(公開出願番号):特開2000-097758
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 複数の音源信号がそれぞれ混在して複数のチャンネルを介して入力されたときに、各音源信号が混合係数ベクトルと内積演算されて他の音源信号に加算される混合過程モデルに基づき、混合係数ベクトルに対応する分離係数ベクトルを逐次修正しながら求め、この分離係数ベクトルを用いて音源信号の推定、分離を行う(ICAの手法)にあたり、分離係数ベクトルの逐次修正に用いる修正ベクトルを正規化する音声信号とそれ以外の信号が相互に混在している信号からそれぞれの信号を推定、分離するに際し、それぞれの信号パワー変動による推定、分離への影響を軽減することができ、さらに、収束係数を大きくすることができることから安定かつ高速の信号分離が可能となる。
請求項(抜粋):
M(M≧2)個の音源信号が相互に混在してディジタル信号の形式でN(N≧M≧2)個のチャンネル信号として入力されたとの仮定のもとで、前記N個のチャンネル信号に基づき前記音源信号として推定されたM個の推定信号を2信号間で演算してチャンネル信号から混在信号を分離するための分離係数ベクトルを逐次修正しながら求め、その分離係数ベクトルと前記混在信号としての前記推定信号ベクトルとを内積演算して得られた結果を前記チャンネル信号から減じて、前記音源信号を推定する音源信号推定装置において、該装置は、前記混在信号としての推定信号と前記音源信号として推定された推定信号とが入力され、前記分離係数ベクトルを逐次修正するためのベクトルを線形演算により生成して出力する修正ベクトル生成手段と、該修正ベクトル生成手段の出力ベクトルを前記分離係数ベクトルに加算して次の時点における分離係数ベクトルとして出力することにより前記分離係数ベクトルの逐次修正を行う逐次修正手段と、該逐次修正手段によって逐次修正された分離係数ベクトルと前記混在信号としての推定信号ベクトルとを内積演算して得られた結果を前記チャンネル信号から減じて、前記音源信号として推定された推定信号を出力する減算手段とを含む音源信号推定手段を少なくとも1組具えるとともに、前記修正ベクトル生成手段は、前記混在信号としての推定信号ベクトルのノルムの自乗で正規化演算して、前記音源信号として推定された推定信号の大きさを有するとともに前記混在信号としての推定信号ベクトルの方向を有するベクトルを修正ベクトルとして生成し、該修正ベクトルを所定倍して出力する修正ベクトル生成手段であることを特徴とする音源信号推定装置。
IPC (4件):
G01H 3/00 ,  G01S 3/802 ,  G10L 11/00 ,  H03H 17/02 671
FI (4件):
G01H 3/00 Z ,  G01S 3/802 ,  G10L 3/00 A ,  H03H 17/02 671 Z
Fターム (12件):
2G064AB16 ,  2G064AB21 ,  2G064CC13 ,  2G064CC29 ,  5J083AA05 ,  5J083AB20 ,  5J083AC18 ,  5J083AE08 ,  5J083BE60 ,  9A001GG03 ,  9A001GG05 ,  9A001HH15
引用特許:
出願人引用 (4件)
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