特許
J-GLOBAL ID:200903071095974465

非接触通信装置及びこれに用いられるデータキャリア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148250
公開番号(公開出願番号):特開平8-316889
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 第1,第2のデューティ比で高周波信号を断続し、そのデューティ比によって信号を伝送する非接触通信装置において、近距離通信時に残響によりデータの切れがなくなるのを防止できるようにすること。【構成】 書込/読出制御ユニットから伝送される信号を共振回路31によって受信する。共振回路31には複数のQ調整回路31a〜31cを接続しておく。又整流した出力の電圧を監視する電圧監視部50を設ける。電圧監視部50の出力により受信した電圧レベルが高ければ共振回路31のQを低下させる。こうして近距離ではQを小さく、遠距離ではQを大きくすることにより、近距離通信時にデータの切れがなくなるのを防止している。
請求項(抜粋):
データキャリアと、前記データキャリアにデータを伝送し送出されたデータを受信する書込/読出制御ユニットと、を具備する非接触通信装置であって、前記書込/読出制御ユニットは、データ送信時に第1のデューティ比及びこれより大きい第2のデューティ比の送信信号を発生する送信制御回路と、前記データキャリアに対向する面に設けられた第1のコイルを有し、前記送信制御回路より与えられる送信信号に基づいて発振を断続する発振回路と、前記データキャリアに対向する面に設けられた第2のコイルを含み、該第2のコイルに得られる信号を波形整形することによってデータを読出す受信制御回路と、を有するものであり、前記データキャリアは、前記書込/読出制御ユニットに対向して設けられた第3のコイル及び少なくとも1つのQ調整回路が接続された共振回路と、前記共振回路に受信される共振信号の包絡線信号に基づいて信号を復調する復調回路と、前記共振回路より得られる電圧レベルを監視する電圧監視手段と、メモリと、前記復調回路より得られる信号に基づいて前記メモリを制御すると共に、前記電圧監視手段からの監視出力により前記共振回路のQを小さくなるように制御する制御部と、データキャリアからのデータの伝送時に前記発振回路の発振が停止する間に前記共振回路の残響を制御する残響制御手段と、を有するものであることを特徴とする非接触通信装置。
IPC (3件):
H04B 5/02 ,  G06F 17/60 ,  G07C 9/00
FI (3件):
H04B 5/02 ,  G07C 9/00 Z ,  G06F 15/21 R

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