特許
J-GLOBAL ID:200903071098798609

可変容量型斜板式液圧回転機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-018992
公開番号(公開出願番号):特開2002-221151
出願日: 2001年01月26日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 斜板が傾転支持部材から離脱するのを抑え、安定した傾転動作を行うことができるようにする。【解決手段】 斜板33を傾転可能に支持する傾転支持部材34に、斜板33の傾転中心軸X-Xを中心として180度よりも大なる角度αをもった円弧状断面を有する円柱状凸部34Aを設け、斜板33の裏面側には、円柱状凸部34Aに対応する円弧状断面をもった嵌合凹部33Dを設け、円柱状凸部34Aと嵌合凹部33Dとを円弧面同志で嵌合させる。これにより、傾転ピストン14から斜板33に作用する押圧力Fcが過大となったとしても、斜板33が傾転支持部材34の円柱状凸部34Aから離脱するのを抑えることができ、該斜板33を最小傾転位置に安定して保持することができる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に設けられた回転軸と、該回転軸と一体に回転するように前記ケーシング内に設けられ周方向に離間して軸方向に伸長する複数のシリンダが形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリンダに往復動可能に挿嵌された複数のピストンと、該各ピストンの端部に装着されたシューと、前記ケーシング内に傾転可能に設けられ表面側が該各シューを摺動可能に案内する平滑面となった斜板と、該斜板の裏面側と前記ケーシングとの間に設けられ該斜板を傾転可能に支持する傾転支持部材と、前記斜板とケーシングとの間に設けられ前記斜板を傾転させる傾転アクチュエータとからなる可変容量型斜板式液圧回転機において、前記傾転支持部材には、前記斜板の裏面側に向けて突出し該斜板を傾転可能に支持する凸状支持部を設け、前記斜板の裏面側には、該凸状支持部に嵌合し前記斜板を凸状支持部に対して抜止め状態に保持する嵌合凹部を設ける構成としたことを特徴とする可変容量型斜板式液圧回転機。
IPC (2件):
F04B 1/22 ,  F03C 1/253
FI (2件):
F04B 1/22 ,  F03C 1/253
Fターム (9件):
3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070BB06 ,  3H070CC11 ,  3H070DD31 ,  3H084AA08 ,  3H084AA16 ,  3H084BB11 ,  3H084CC32

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