特許
J-GLOBAL ID:200903071100945630

電池用セパレータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-025850
公開番号(公開出願番号):特開平5-251070
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 電池用セパレータの製造方法。【構成】 予め決められたところの、上昇した変換温度で非孔性になることができる微孔性多層シート状製品を得るための方法を、各々それ自身の粘度プロファイルを有する少なくとも1つの第一層と少なくとも1つ第二層とを有する非孔性多層初期シート状製品を最初に製造することで行う。次に、この初期シート状製品を引き伸ばしそして焼きなましすることで、このシート状製品に多孔性を与える。
請求項(抜粋):
a)第一ポリマー組成物と第二ポリマー組成物とを生じさせ;上記組成物の各々は、このシート状製品が用いられる電池環境に対して本質的に不活性な成分から成り;b)該第一ポリマー組成物から成る少なくとも1つの第一層と、該第二ポリマー組成物から成る少なくとも1つの第二層とを有する初期シート状製品、を生じさせ;ここで、上記第一層および上記第二層の各々を一緒に結合させ、そして上記第一ポリマー組成物は、その粘度が超高であり、そして約80°C以下の温度で、該第二ポリマー組成物のそれと本質的に同じであるような粘度プロファイルを示し、そして約80°C〜150°Cの範囲の変換温度で流れを示す粘度減少を有する一方、該第二ポリマー組成物は、上記変換温度を越える少なくとも10°Cに渡ってその超高粘度を維持している;c)上記初期シートに引き伸ばしおよび焼きなましを受けさせることによって、該初期シートに多孔性を与え;そしてd)1)予め決められた長さおよび幅そして10ミル未満の厚さを有し、そしてこのシートの少なくとも約20容積%を占めるところの、直径が約0.005〜50ミクロンから成る平均孔サイズの孔を有する微孔性シート(このシートは、本質的に充填されていない第一ポリマー組成物から成る)の形態の少なくとも1つの第一層;2)予め決められた長さおよび幅そして10ミル未満の厚さを有し、そしてこのシートの少なくとも約20容積%を占めるところの、直径が約0.005〜50ミクロンから成る平均孔サイズの孔を有する微孔性シート(このシートは、本質的に充填されていない第二ポリマー組成物から成る)の形態の少なくとも1つの第二層;から成る少なくとも2つの層を有し;上記第一および第二層の各々は互いに結合して、その長さおよび幅寸法を維持することができる単一シート状製品を与えるところの、最終的シート状製品を回収する、ことから成る微孔性多層シート状製品の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-010857

前のページに戻る