特許
J-GLOBAL ID:200903071106478058

同期電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-097253
公開番号(公開出願番号):特開平7-308088
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 電動機のロータの回転位置により磁気抵抗が異なることを利用して回転力を得る同期電動機の制御装置において、低速回転から高速回転までの自在な制御、効率良い前記同期電動機の運転を、比較的簡単な構成要素で低コストに実現する。【構成】 電動機電流の励磁電流成分が適切になるように相対位相角Aを作成する相対位相角作成手段9と、電動機電流振幅と発生トルクとの非線形性を補償して適切な電動機電流振幅を作成する電流振幅指令手段8とを備える同期電動機の制御装置。
請求項(抜粋):
電動機のロータの回転位置により磁気抵抗が異なることを利用して回転力を得る同期電動機の制御装置において、ロータの回転位置、速度を検出するための位置検出手段と、電動機の速度指令とロータの検出速度から速度偏差を得、この速度偏差に比例・積分・微分などの補償を行ってトルク指令を出力するトルク制御手段と、ロータの一つの磁極が向いている方向である回転子位置とステータの三相交流巻き線に流す電動機電流のベクトル方向との相対位相角Aの値を、トルク指令値Tが零の時は電気角で90 ゚とし、トルク指令値が零から増加するに従って徐々に減少させ、トルク指令値が最大値に近づくと相対位相角Aも零度に漸近し、同様に、トルク指令値が零から負の値に減少するに従って相対位相角Aも徐々に180°に漸近する所定関数AS(T)の値を取る相対位相角作成手段と、電動機の電流振幅指令値IOSを、トルク指令値Tが零から所定値T1まではほぼ一定の値もしくはトルク指令Tに応じて一定の値からわずかに増加する値とし、トルク指令値がT1以上ではトルク指令値とともに徐々に増加する所定関数IO(T)となる電流振幅指令手段と、相対位相角Aと電流振幅指令値IOSとを入力し電動機各相の電流指令値を作成する電流指令手段と、電動機各相の電流指令値に従って電動機各相巻き線へ電流を供給する電流制御回路と、を備えることを特徴とする同期電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 5/05 ,  H02K 19/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-206387
  • 特開平2-087997

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