特許
J-GLOBAL ID:200903071112764062

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-225400
公開番号(公開出願番号):特開2000-048845
出願日: 1998年07月24日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 一酸化炭素被毒の低減を実用的に行なうことができるようにする。【解決手段】 制御部はガス流量に対応した出力電流-出力電圧特性から、燃料電池におけるアノード電極の触媒において一酸化炭素の酸化が生じる動作領域内にあるポイント(CO酸化ポイント)を、燃料電池の動作ポイントとして決定し(S20)、その動作ポイントで燃料電池を動作させた場合の燃料電池の出力電力Pcoを算出する(S22)。制御部はインバータの要求出力Piと燃料電池の出力電力Pcoと差から、燃料電池が一酸化炭素の酸化の生じるポイントで動作する際のバッテリの出力電力Pb_coを求め(S30)、その際のバッテリの出力電圧Vb_coを決定する(S34)。そして、制御部はDC/DCコンバータを制御して、周期的にバッテリの出力電圧をVb_coに調整して、燃料電池をCO酸化ポイントで動作させる。
請求項(抜粋):
水素と、該水素の濃度に比べて濃度が低い一酸化炭素と、を含有する水素リッチガスを触媒を有したアノード電極に導入し、前記水素リッチガスを用いて前記触媒を利用した電気化学反応を生じさせることにより、電力を発生する燃料電池と、電力を蓄積すると共に、蓄積された電力を出力することが可能な二次電池と、を備え、前記燃料電池で発生された電力または前記二次電池から出力された電力を負荷に与える燃料電池システムであって、前記燃料電池に供給される前記水素リッチガスの流量に関連したガス流量関連量を検出するガス流量関連量検出手段と、検出された前記ガス流量関連量に対応する、前記燃料電池における出力電流-出力電圧特性に関連して、前記アノード電極の触媒において前記一酸化炭素を酸化させることが可能な動作領域内にある第1の動作ポイントと、それ以外の動作領域内にある第2の動作ポイントと、をそれぞれ導き出し、該第1及び第2の動作ポイントで前記燃料電池をそれぞれ動作させるために必要な、前記燃料電池から取り出すべき電力を第1及び第2の電力としてそれぞれ求めると共に、前記負荷に与えるべき第3の電力を求め、第1の制御形態では、前記第1及び第3の電力に基づいて、第2の制御形態では、前記第2及び第3の電力に基づいて、それぞれ、前記二次電池から出力すべき電力または該二次電池に蓄積すべき電力を制御する制御手段と、をさらに備える燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/00
FI (2件):
H01M 8/04 P ,  H01M 8/00 A
Fターム (8件):
5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027DD03 ,  5H027KK00 ,  5H027KK25 ,  5H027KK46 ,  5H027KK54 ,  5H027MM26

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