特許
J-GLOBAL ID：200903071115444506
二次空気供給装置の診断方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-123968
公開番号（公開出願番号）：特開平5-321652
出願日： 1992年05月15日
公開日（公表日）： 1993年12月07日
要約：
【要約】【目的】空燃比センサの出力信号が過渡的にリーンになった場合にも二次空気供給装置の作動を的確に診断し、誤診断を未然に防止する。【構成】エンジン1への混合気の空燃比が酸素センサ18により検出される。エンジン1の運転状態が予め定めた所定状態のとき、空燃比が理論空燃比となるように燃料噴射弁8A〜8Dからの燃料噴射量が調整される。運転状態が所定状態以外のとき、二次空気供給装置23が作動されて排気通路3へ二次空気が供給される。二次空気供給中における酸素センサ18によるリーン時間はタイマのカウント動作により測定され、そのリーン時間が所定時間以上になると二次空気供給装置23が正常であると判定される。このような診断中において、酸素センサ18による空燃比がリッチとなると、前記カウント動作が中断されてそのときのタイマ値が保持され、所定時間経過後にカウント動作が続行される。
請求項（抜粋）：
内燃機関への混合気の空燃比を、排気通路に設けられた空燃比センサにより検出し、前記内燃機関の運転状態が予め定めた所定状態のときには、前記空燃比が理論空燃比となるように燃料噴射弁からの燃料噴射量を調整するとともに、前記内燃機関の運転状態が前記所定状態以外のときには、二次空気供給装置を作動させて前記空燃比センサ上流での排気通路へ二次空気を供給し、さらに、前記二次空気供給中における空燃比センサによるリーン時間を、タイマのカウント動作により測定し、そのリーン時間が所定時間以上になったとき二次空気供給装置が正常であると判定するようにした二次空気供給装置の診断方法であって、前記二次空気供給中における空燃比センサによる空燃比がリッチとなったとき、前記タイマのカウント動作を中断してそのときのタイマ値を保持し、所定時間経過後に前記タイマのカウント動作を続行するようにしたことを特徴とする二次空気供給装置の診断方法。
IPC (4件)：
F01N 3/22 311
, F01N 3/22
, F01N 3/32 301
, F02D 41/14 310
