特許
J-GLOBAL ID:200903071116869438

全方向性バーコード探知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-537239
公開番号(公開出願番号):特表2000-501533
出願日: 1997年04月11日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】基板(14)上のバーコード(33)の位置およびおおよその向きを判定する効率的な方法および装置(20)。発明の方法は、好ましくは、1つまたはそれよりも多い現場でプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)を含む特定用途向け集積回路を含む全方向性バーコード探知器によって実施される。デジタル画像は、CCDカメラ(16)が作成する標準の8ビットのグレースケールのビデオ画像を1ビット(すなわち、黒/白)で表示したものである。1ビットのデジタルビデオ信号を用いることによって、バーコードの画像を保存するのに必要な大容量記憶メモリの量が低減し、特定用途向け集積回路によるビデオ信号の操作が容易になる。全方向性バーコード探知器(20)は、リアルタイムで、CCDカメラ(16)の視界を通る小包(14a-14n)を運搬するコンベア(12)の画素化した画像(30)を規定するデジタルビデオ信号(19)を処理する。全方向性バーコード探知器(20)は、ビデオ画像(30)を複数のセルに分割し、それぞれのセルについて、セルバーコード検出信号(21)およびセルバーコード向き信号(22)という2つの出力信号を作成する。ホストコンピュータ(23)は、あるセルについての「真」のセルバーコード検出信号(21)に、ビデオ画像(30)のそのセルに対応する部分を大容量記憶メモリ(24)内に保存することによって、応答する。ホストコンピュータ(30)はまた、セルバーコード表示信号(21)か「真」であるそれぞれのセルについて、セルバーコード向き信号(22)の表示も保存する。したがって、全方向性バーコード探知器(20)によって、ホストコンピュータ(30)はバーコードデータを含むビデオ画像(30)のセルのみを保存することができる。バーコードデータは、さらに処理されるように、次にバーコード読み取り装置(23)に供給されてもよい。
請求項(抜粋):
基板の画素化した画像30を規定する画素の連続19を得るステップを含む、基板14上のバーコード33の画像を検出し保存する方法において、 該画素の連続からの画素を、複数のセルに割り当てるステップ、および 複数の該セルのそれぞれについて、 セルバーコード表示値を決定するステップ、および 該セルバーコード表示値が所定のしきい値よりも大きい場合には、該セル内の画素をコンピュータメモリ24内に保存するステップを特徴とする方法。

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