特許
J-GLOBAL ID:200903071124036704
金属体の探傷装置及び探傷方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114161
公開番号(公開出願番号):特開平10-293122
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 金属体の内部及び表面に存在する介在物等の微少欠陥を検出できる、感度と分解能の良い探傷装置及び探傷方法を提供する。【解決手段】 鋼板1を挟んで、一方の側にE型コア5とコの字型コア12を、もう一方の側に直流磁化器2を配置する。この直流磁化器2により、鋼板1の被検査部は飽和域まで磁化される。E型コアの中心の極に巻回されているコイルaは磁気検出器として使用される。E型コア5を覆うように、その外側にコの字型コア12が配置されている。そして、励磁電流発生器4よりの渦流探傷用高周波励磁信号が、E型コアの両端の極でなく、コの字型コアの2つの極に設けられたコイルd、eに供給されている。
請求項(抜粋):
磁性金属体の被検査部を磁化するための磁化器と、磁性金属体の欠陥部から生じる漏洩磁束を検出するE型コアの中心極に巻回されたコイルと、当該コイルからの信号を処理して欠陥を検出する第1の欠陥信号処理部と、磁性金属体の被検査部に渦電流を生じさせる励磁コイルと、磁性金属体の欠陥部により生じる渦電流の乱れを検出するコイルと、当該コイルにより検出された渦電流の乱れの信号を処理して欠陥を検出する第2の信号処理部とを有してなり、前記渦電流の乱れを検出するコイルは、前記E型コアの中央の極に巻回されており、当該E型コアの両端の極にはコイルが巻回されておらず、前記磁性金属体の被検査部に渦電流を生じさせる励磁コイルは、前記E型コアの外側に設けられたコの字状コアの両方の極に巻回されていることを特徴とする磁性金属体の探傷装置。
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