特許
J-GLOBAL ID:200903071125288910

スターリングエキスパンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-359671
公開番号(公開出願番号):特開2001-173515
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 スターリングエキスパンダの効率を効果的に高める。【解決手段】 半周期の位相差をもって動作する高圧段スターリング機構11と低圧段スターリング機構11′を設け、高圧段スターリング機構11が容積減少工程から容積増加工程への移行時点付近にあるとき、高圧段スターリング機構11の低温室Cへ圧力ガスSを注入するとともに、低圧段スターリング機構11′の低温室C′から内部圧力ガスS′′を排出し、かつ、高圧段スターリング機構11が容積増加工程から容積減少工程への移行時点付近にあるとき、高圧段スターリング機構11の低温室Cから内部圧力ガスS′の一部を排出して、この排出圧力ガスS′を、低圧段スターリング機構11′の低温室C′へ注入する圧力ガス給排手段21,16を設ける。
請求項(抜粋):
作動ガスを熱再生器を通じて低温室から加熱器を備える高温室へ移動させる高温化工程と、前記熱再生器を通じて連通する前記低温室と前記高温室との全室容積を増加させる容積増加工程と、作動ガスを前記熱再生器を通じて前記高温室から前記低温室へ移動させる低温化工程と、前記低温室と前記高温室との全室容積を減少させる容積減少工程とを、その順に繰り返すスターリング機構を高圧段用と低圧段用との2組設け、これら高圧段スターリング機構と低圧段スターリング機構を互いに半周期の位相差をもって動作させる構成にし、高圧段スターリング機構が容積減少工程から容積増加工程への移行時点付近にあるとき、高圧段スターリング機構の前記低温室へ作動ガスとする圧力ガスを注入し、かつ、高圧段スターリング機構が容積増加工程から容積減少工程への移行時点付近にあるとき、高圧段スターリング機構の前記低温室から作動ガスとしての内部圧力ガスの一部を排出するとともに、この排出圧力ガスを、そのとき容積減少工程から容積増加工程への移行時点付近にある低圧段スターリング機構の前記低温室へ作動ガスとして注入し、さらに、低温段スターリング機構が容積増加工程から容積減少工程への移行時点付近にあるとき、低圧段スターリング機構の前記低温室から作動ガスとしての内部圧力ガスの一部を排出する圧力ガス給排手段を設けてあるスターリングエキスパンダ。
IPC (2件):
F02G 1/044 ,  F02G 1/05
FI (2件):
F02G 1/044 A ,  F02G 1/05 A

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