特許
J-GLOBAL ID:200903071128917950

積層材の製造方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144904
公開番号(公開出願番号):特開平7-001409
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 安価でしかも半永久的に供給可能な高りゃん茎を用い、製造工程を少なくして製造コストを低くして、力学的強度及び寸法安定性を向上させ、極めて軽量で、水による膨潤がなく、多種の用途に適する。【構成】 イネ科の複数本の植物茎1を潰してその繊維方向に沿って亀裂が生じた扁平茎3にする潰し工程20と、扁平茎3に熱硬化性樹脂液rを含浸して含浸茎4,5を得る含浸工程30と、含浸茎4,5を乾燥する工程60と、複数本の乾燥茎6を間隔を空けて整列し、整列乾燥茎6のそれぞれに縫合糸Lを貫通して縫合乾燥茎7にし、所定本数の縫合乾燥茎7を切断してシート状物8にする縫合工程80と、シート状物8の表面に接着剤を塗布する工程90と、接着剤の塗布された複数のシート状物8を互いに乾燥茎の整列方向を異にして密着してこれらを積層し、かつ加圧して重ね合せる工程100とを含む。
請求項(抜粋):
イネ科の複数本の植物茎(1)を潰してその繊維方向に沿って亀裂が生じた扁平茎(3)にする潰し工程(20)と、前記扁平茎(3)に熱硬化性樹脂液(r)を含浸して含浸茎(4,5)を得る含浸工程(30)と、前記含浸茎(4,5)を乾燥して乾燥茎(6)にする乾燥工程(60)と、複数本の前記乾燥茎(6)を間隔を空けて整列し、前記整列した乾燥茎(6)のそれぞれに縫合糸(L)を貫通して縫合乾燥茎(7)にし、所定本数の縫合乾燥茎(7)を切断してシート状物(8)にする縫合工程(80)と、前記シート状物(8)の表面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程(90)と、前記接着剤の塗布された複数のシート状物(8)を互いに乾燥茎の整列方向を異にして接着剤の塗布面を密着してこれらを積層し、この積層物を加圧して複数のシート状物(8)を重ね合せる重ね合せ工程(100)とを含むことを特徴とする積層材の製造方法。
IPC (4件):
B27J 1/00 ,  B27K 9/00 ,  B32B 3/14 ,  B32B 5/12

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