特許
J-GLOBAL ID:200903071129356600

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-156500
公開番号(公開出願番号):特開平11-351369
出願日: 1998年06月04日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 車両に搭載される自動変速機において、非走行レンジから走行レンジへの切り換え操作時におけるエンゲージショックを低減することを課題とする。【解決手段】 トルクコンバータ20を介してエンジンからの動力が入力される変速機構30の動力伝達経路を複数の摩擦締結要素41〜45の選択的締結により切り換えて、走行レンジにおいて複数の変速段を達成するように構成された自動変速機において、非走行レンジから走行レンジへの切り換え時に、変速機ケース11と上記変速機構30との間に介設された2-4ブレーキ44を締結することにより、回転部材の強制的な回転変化に伴うイナーシャトルクの発生を回避しながら変速段を一旦2速に設定し、その後、1速に切り換えるように構成する。
請求項(抜粋):
トルクコンバータを介してエンジンからの動力が入力される変速機構と、該変速機構の動力伝達経路を切り換える複数の摩擦締結要素と、これらの摩擦締結要素を選択的に締結させて上記変速機構の動力伝達経路を切り換えることにより走行レンジにおいて複数の変速段を達成する変速制御手段と、非走行レンジと上記走行レンジとの切り換えを行うレンジ切り換え手段とが備えられた自動変速機の制御装置であって、上記摩擦締結要素として、上記トルクコンバータの出力軸に連結された第1要素と変速機構に連結された第2要素とを有し、両要素の締結時に第1の高変速段を達成する第1摩擦締結要素と、変速機構収納部材に支持された第1要素と変速機構に連結された第2要素とを有し、両要素の締結時に第2の高変速段を達成する第2摩擦締結要素とが備えられているとともに、上記レンジ切り換え手段による非走行レンジから走行レンジへの切り換え時に、上記第2摩擦締結要素を締結することにより変速段を第2の高変速段に切り換えた後、第1、第2の高変速段より変速比が大きな所定の低変速段に切り換える変速段切換制御手段が設けられていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:08 ,  F16H 63:12

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