特許

J-GLOBAL ID：200903071130923275

丸刃切断装置及び丸刃切断装置用丸刃の刃先加工方法

発明者： 渡辺 秀機 ,  志村 英幸 ,  藤本 幸雄
出願人/特許権者： 東洋刃物株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-240862
公開番号（公開出願番号）：特開2001-062773
出願日： 1999年08月27日
公開日（公表日）： 2001年03月13日
要約：

【要約】【課題】 環状の丸刃からなる第1丸刃と、その第1丸刃の方向に押されている薄丸刃からなる第2丸刃とによって被切断帯をスリットするときに鋭利な刃先からなる丸刃の刃先に塑性変形やチッピングが起こり難い丸刃切断装置を提供する。【解決手段】 第1丸刃と第2丸刃のうちの一方の丸刃を他方の丸刃を形成している材質に比べてより硬度の高い材質によって形成し、刃物軸を少なくとも1回転させることにより、他方の丸刃に比べてより硬度の高い材質によって形成されている一方の丸刃の刃先によって他方の丸刃の刃先周縁部をほぼ均一な幅で微小に切削加工する。

請求項（抜粋）：

第1丸刃を備えた第1刃物軸と、前記第1丸刃に対応する第2丸刃を備えた第2刃物軸とを有し、前記第1丸刃の刃先と前記第2丸刃の刃先とによつて前記第1刃物軸と前記第2刃物軸との間に通された被切断帯を長さ方向にスリットする丸刃切断装置であって、前記第1丸刃は環状の丸刃とされ、前記第2丸刃は前記第1丸刃の方に押されている薄丸刃とされている丸刃切断装置において、前記第1丸刃と前記第2丸刃のうちの一方の丸刃が他方の丸刃を形成している材質に比べてより硬度の高い材質によって形成され、該一方の丸刃の刃先と該他方の丸刃の刃先とを所定の側圧力で接触させて、少なくとも該他方の丸刃を備えた方の刃物軸を少なくとも1回転させることにより、該他方の丸刃に比べてより硬度の高い材質によって形成されている該一方の丸刃の刃先によって該他方の丸刃の刃先側面側周縁部に微小でほぼ均一な切削加工部が形成されていることを特徴とする丸刃切断装置。

IPC (2件)：

B26D 1/14 ,  B26D 1/24

FI (2件)：

B26D 1/14 A ,  B26D 1/24 E

Fターム (2件)：

3C027LL06 ,  3C027UU01

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 紙切断用カッター
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-089206   出願人：大阪セメント株式会社, 株式会社アイアンドエム
• 特開昭61-168496
  

審査官引用 (1件)

• 紙切断用カッター
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-089206   出願人：大阪セメント株式会社, 株式会社アイアンドエム