特許
J-GLOBAL ID:200903071133001840

四輪駆動型作業車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-304272
公開番号(公開出願番号):特開平6-144047
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 所定の走行高速状態では前輪自動増速と旋回中心側の後輪のサイドブレーキを制動作動させての小回り旋回が行われないようにするとともに、そのための構造を耐久性の高いものにする。【構成】 前輪の旋回操作に伴って前輪変速装置が標準状態から増速状態に切換操作されとともに旋回中心側の後輪に備えたサイドブレーキが制動側に操作される自動ブレーキモードと、サイドブレーキが制動側に操作されない自動ブレーキ解除モードとに人為的に切換操作自在なモード切換機構50を備え、モード切換機構50の操作レバー52を、自動ブレーキモードをもたらすON位置と、自動ブレーキ解除モードをもたらすOFF位置とに弾性係合式のデテント機構56により保持可能に構成し、かつ、走行用の変速機構が設定以上の高速状態に操作されると、ON位置にある前記モード切換機構50の操作レバー52をデテント機構56に打ち勝ってOFF位置に切り換える弾性付勢力を操作レバー52に付与する牽制機構60を備える。
請求項(抜粋):
前輪(1)及び後輪(2)が略等しい速度で駆動される標準状態と、前輪(1)が後輪(2)よりも高速で駆動される増速状態とに切換操作自在な前輪変速装置(7)を、操向操作自在な前輪(1)への伝動系に備え、前輪(1)用のステアリング機構(21)に備えられたカム機構(23)と前記前輪変速装置(7)とを第1連係機構(25)により機械的に連動連結し、前記ステアリング機構(21)により前輪(1)を直進位置から右又は左に設定角度以上に操向操作すると、前記カム機構(23)により前記前輪変速装置(7)が標準状態から増速状態に切換操作されるように構成した四輪駆動型作業車において、前記前輪変速装置(7)が標準状態から増速状態に切換操作されるのに連動して旋回中心側の後輪(2)に備えたサイドブレーキ(27)が制動側に操作されるように前記カム機構(23)と左右のサイドブレーキ(27)とを第2連係機構(29),(41)により各々連動連結し、前記第2連係機構(29),(41)を連係作動させる自動ブレーキモードと、連係解除させる自動ブレーキ解除モードとに人為的に切換操作自在なモード切換機構(50)を備え、モード切換機構(50)の操作レバー(52)を、自動ブレーキモードをもたらすON位置と、自動ブレーキ解除モードをもたらすOFF位置とに弾性係合式のデテント機構(56)により保持可能に構成し、かつ、走行用の変速機構が設定以上の高速状態に操作されると、ON位置にある前記モード切換機構(50)の操作レバー(52)をデテント機構(56)に打ち勝ってOFF位置に切り換える弾性付勢力を操作レバー(52)に付与する牽制機構(60)を備えてある四輪駆動型作業車。
IPC (2件):
B60K 17/348 ,  B62D 11/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-306924
  • 特開昭58-000463
  • 特開平1-247225
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