特許
J-GLOBAL ID:200903071136221949

紙幣装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-356844
公開番号(公開出願番号):特開平6-044439
出願日: 1983年10月03日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 装置全体の構造をコンパクト化し、かつ、各部の構造を簡略化すること。【構成】 全体としてたて長の筐体とし、L字状の搬送路の入口寄りの短い方に紙幣識別手段を設け、長い方の直線部分の一側に往復機構を設け、そこまで来た紙幣を他側に押圧する往復運動を行なわせる。該直線部分の他側において筐体の一部を形成する集積ボックスを設け、紙幣を集積する。集積ボックスの入口の1対のチャンネル部材の内部に搬送用ローラと該ローラを付勢するバネを収納し、その構造を簡素化する。紙幣圧縮板を側面で付勢するためのバネを、中央部が該板の切り起しに係合し、両端部が集積ボックスの側面に係合してなる1個のバネからなるものとし、紙幣圧縮用のバネ構造を簡略化する。
請求項(抜粋):
たて長の筐体と、この筐体前面の一端に設けられた紙幣挿入口と、前記筐体内部に設けられ、前記紙幣挿入口に連通し、該挿入口に挿入された紙幣をほぼ90度の方向に方向転換して筐体の長手方向に沿う方向に向けて該紙幣を搬送するL字状の搬送路を有する搬送手段と、前記L字状の搬送路における前記挿入口寄りの短い方の直線部分に設けられた紙幣識別手段と、前記筐体内において前記L字状の搬送路の長い方の直線部分の一側に設けられており、該直線部分に来た紙幣を該直線部分の他側に押圧する往復運動を行なう往復機構と、前記直線部分の他側において前記筐体の一部を形成しており、前記往復機構によって押圧された紙幣を集積し、集積された紙幣の束をそこから取り出すことができるように後方に回転可能である集積ボックスと、前記L字状の搬送路の長い方の直線部分の他側において、紙幣の幅より幅狭の間隔で配置されてなり、該間隔による空間が前記集積ボックスの入口を成している1対のチャンネル部材と、前記チャンネル部材の内部に収納されて成り、該チャンネル部材に設けられた切欠きより前記搬送路にローラ面が露出している押し付け用のローラと、前記チャンネル部材の内部に収納されて成り、前記ローラを前記搬送路の方に押し付けて該搬送路を通る紙幣に該ローラを圧接し、該ローラの従動回転により該紙幣の送り動作を補助するようにするバネ部材とを具えた紙幣装置。
IPC (2件):
G07D 9/00 405 ,  B65H 1/02

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