特許
J-GLOBAL ID:200903071136605461

連鋳鋳片の製造方法および連続鋳造用浸漬ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066362
公開番号(公開出願番号):特開平8-257692
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 溶鋼から直接、鋳片表層の合金元素濃度が鋳片内層の成分濃度に比べて高い複層状の鋳片を製造する方法とそれに用いる連続鋳造用ノズルの提供。【構成】 鋳型1内のメニスカスよりも下方に、巾方向に均一な磁束密度分布を有する直流磁界21を鋳片の厚み方向に印加することで、制動域5を形成し、上方プール3と下方プール4との間での溶鋼の混合を抑制する。浸漬ノズル2の吐出孔を、制動域の上・下にそれぞれ設け、一定組成の溶鋼を注入し、所定の合金元素を包含したワイヤー14を上方プールに連続的に供給しながら連続鋳造して所望の複層状鋳片を製造する。浸漬ノズルの吐出孔は制動域をはさんで、上下方向にある距離離れて設け、上方のノズル吐出孔直下のノズル内径を上部の内径よりも小さくすることで、一部の注湯流を強制的に吐出させるとともに、上部および下部のノズル吐出孔からの注湯溶鋼量を制御する。
請求項(抜粋):
所定の合金元素を包含したワイヤーを用いるとともに、連続鋳造鋳型内の溶鋼メニスカスから鋳造方向に一定距離下方の位置において、鋳片の厚みを横切るように幅方向に均一な磁束密度分布を有する直流磁界を印加しつつ、その直流磁界により形成される制動域よりも上方および下方の溶鋼プールそれぞれに、ノズル吐出孔を有する浸漬ノズルを用い、一定組成の溶鋼を注入し、前述のワイヤーを通じて、該合金元素を制動域よりも上部の溶鋼プールに連続的に供給しながら連続鋳造することにより、鋳片での所定の合金元素の濃度が、鋳片内部に比べ、表層の濃度が高い鋳片を製造することを特徴とする連鋳鋳片の製造方法。
IPC (7件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/04 311 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 330 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/10 370 ,  B22D 41/50 520
FI (8件):
B22D 11/00 N ,  B22D 11/04 311 J ,  B22D 11/10 L ,  B22D 11/10 G ,  B22D 11/10 330 G ,  B22D 11/10 350 B ,  B22D 11/10 370 D ,  B22D 41/50 520

前のページに戻る