特許
J-GLOBAL ID:200903071150426898
筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-115779
公開番号(公開出願番号):特開平8-312403
出願日: 1995年05月15日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 惰行運転時等に適度な減速感を運転者に与えると共に、燃料カット時におけるショックを軽減する筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。【構成】 運転者がアクセルペダルを戻して惰行運転が開始されると、ECU70は、現在が後期噴射モードであるか否かを判定する。そして、この判定がYesであった場合には、吸入空気量A/Nと目標空燃比A/Fobj とから算出された第1の開弁時間Tinj1と、スロットル開度θTHとエンジン回転速度Ne とから算出された第2の開弁時間Tinj2とを比較し、短い方を開弁時間Tinj として選択した後、燃料噴射弁4を開弁時間Tinj に基づき駆動する。これにより、ABV27によりバイパスエアが燃焼室5に導入されていても、スロットル開度θTHが小さい場合には燃料噴射量が減少し、エンジン1の発生するトルクTe は低下する。
請求項(抜粋):
主として吸入行程で燃料噴射を行う前期噴射モードと、主として圧縮行程で燃料噴射を行う後期噴射モードとに基づき、燃料噴射弁から燃焼室内に燃料を直接噴射する筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置において、上記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、この運転状態検出手段の検出結果に応じて前期噴射モードと後期噴射モードとの間で切り換えを行う噴射モード切換手段と、上記内燃機関の減速運転状態を検出する減速運転状態検出手段と、少なくとも上記内燃機関の吸入空気量に基づいて、上記燃料噴射弁の第1の開弁時間を設定する第1開弁時間設定手段と、少なくとも上記内燃機関のスロットル開度に基づいて、上記燃料噴射弁の第2の開弁時間を設定する第2開弁時間設定手段と、上記モード切換手段の作動状態と上記減速運転状態検出手段の検出結果とから上記内燃機関が後期噴射モードでかつ減速運転状態にあることを判定すると、上記第1の開弁時間と上記第2の開弁時間とのうち、短い方を選択して上記燃料噴射弁に燃料噴射を行わせる燃料噴射弁駆動制御手段とを備えたことを特徴とする筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/02 325
, F02B 23/10
, F02D 41/04 335
, F02D 41/12 305
, F02D 41/12 330
FI (5件):
F02D 41/02 325 A
, F02B 23/10 Z
, F02D 41/04 335 C
, F02D 41/12 305
, F02D 41/12 330 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
内燃機関の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-126326
出願人:トヨタ自動車株式会社
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