特許
J-GLOBAL ID:200903071150880530

画像領域識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278875
公開番号(公開出願番号):特開平6-133160
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 原稿画像を読み取った画像データの画像の種別に応じた好ましいモアレ除去を行う画像処理に好適であり、画像データの画像の各々の領域について、網点領域か否かを正確に自動判別できる画像領域識別装置を提供する。【構成】 原稿の画像を読み取って、デジタル信号に変換して得た画像データを8ラインバッファメモリ〔3〕301から読み出して、網点領域判定部205は8×8画素の画素ブロックに分割して画素ブロック毎にDCT変換し、得られた8×8個のDCT係数ブロックの各DCT係数の値を判定対象画素ブロックを含む数画素ブロックのDCT係数ブロックについて平均化して評価ブロックを得て、評価ブロックの対角線に沿った複数の第1の比較領域内の評価係数の平均値を求め、さらに、第1の比較領域より低次側の対角線に沿って設定した複数の第2の比較領域内の評価係数の平均値を求め、それぞれの領域の平均値を比較して、平滑化処理部201で平滑化された画像データと、平滑化されない画像データを切り替える切替信号を信号切り替え部204に出力する。
請求項(抜粋):
1画面に対応する画像データをN×N(Nは3以上の整数)個の画素で構成される複数の画素ブロックに分割する画像分割手段と、該画像分割手段により分割された各前記画素ブロック毎に2次元直交変換を行い、N×N個の変換係数を求める変換係数演算手段と、一つの前記画素ブロックを判定対象として、その判定対象とされた前記画素ブロックに対応するN×N個の変換係数で構成される変換係数ブロックと、判定対象とされた前記画素ブロックの近傍の数個の前記画素ブロックに対応する前記変換係数ブロックの変換係数の絶対値の平均値をそれぞれ変換係数毎に求めて、それを評価係数とし、N×N個の前記評価係数で構成される評価ブロックを構成させる評価ブロック算出手段と、前記評価ブロック内の縦横の次数が等しい低次の評価係数から高次の評価係数へ到る前記評価ブロックの対角線に位置する評価係数を含むM(Mは2以上の整数)個の評価係数で構成されるL(Lは2以上の整数)個の第1の評価領域を設定する第1の評価領域設定手段と、各前記第1の評価領域に対して、前記評価ブロックの対角線上の低次方向にある評価係数を含むM’(M’は2以上の整数)個の評価係数で構成されるL個の第2の評価領域を設定する第2の評価領域設定手段と、前記第1の評価領域内の評価係数の平均値A〔i〕(i=0〜L-1)と、前記第2の評価領域内の評価係数の平均値B〔i〕を求める評価領域内平均値算出手段と、前記平均値A〔i〕と前記平均値B〔i〕を比較して、A〔i〕>B〔i〕の組み合せが存在するか否かを判定し、その判定結果に従って判定対象とされた前記画素ブロックが網点領域であるか否かを示す判定信号を出力する網点領域判定手段を備えた画像領域識別装置。
IPC (4件):
H04N 1/40 ,  G06K 9/80 ,  H04N 1/41 ,  H04N 1/413

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