特許
J-GLOBAL ID:200903071155225343

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-316824
公開番号(公開出願番号):特開平7-166981
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 パージ継続時にリーン運転に移行しても、リーン運転移行直後に大きな空燃比変動が生じないようにする。【構成】 パージ開始手段39がストイキ運転時かつ空燃比フィードバック補正中にパージ弁38を開いてパージを開始すると、このパージ開始後に実空燃比センサー31の検出値λ′aと運転条件信号にもとづいて算出手段40がリーン運転移行時の目標パージ弁開度PVOLを算出する。一方、ストイキ運転時かつ空燃比フィードバック補正中かつパージ開始後にリーン運転条件が成立すると、設定手段42がパージ弁38の開度を前記リーン運転移行時の目標パージ弁開度PVOLに設定し、切換手段43がストイキ運転からリーン運転に切換える。
請求項(抜粋):
排気中の酸素濃度から実空燃比を検出するセンサーと、このセンサー検出値にもとづき空燃比フィードバック補正条件で実空燃比が理論空燃比付近に収まるように空燃比フィードバック補正量を算出する手段と、ストイキ運転時かリーン運転時かを判定する手段と、この判定結果よりストイキ運転時は理論空燃比を、またリーン運転時は理論空燃比よりリーン側の値を目標空燃比相当量としてそれぞれ算出する手段と、この目標空燃比相当量と前記空燃比フィードバック補正量とで運転条件信号に応じた基本噴射量を補正して燃料噴射量を算出する手段と、この噴射量の燃料を吸気管に供給する装置と、弁開度を制御可能なパージ弁と、前記ストイキ運転時かつ前記空燃比フィードバック補正中に前記パージ弁を開いて吸着した蒸発燃料の前記吸気管へのパージを開始する手段と、前記ストイキ運転時かつ前記空燃比フィードバック補正中かつ前記パージ開始後に前記実空燃比センサーの検出値と運転条件信号にもとづいてリーン運転移行時の目標パージ弁開度を算出する手段と、前記ストイキ運転時かつ前記空燃比フィードバック補正中かつ前記パージ開始後にリーン運転条件が成立したかどうかを判定する手段と、この判定結果よりリーン運転条件の成立時に前記パージ弁の開度を前記リーン運転移行時の目標パージ弁開度に設定する手段と、前記リーン運転条件の成立時に前記ストイキ運転からリーン運転に切換える手段とを設けたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/14 310

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