特許

J-GLOBAL ID：200903071155630051

乳脂肪球皮膜のアポ体、当該アポ体の製造方法、並びにこのアポ体から成る各種基剤

発明者： 菅野 長右エ門 ,  川口 芳広
出願人/特許権者： 石原薬品株式会社
代理人 (1件)： 豊永 博隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-351998
公開番号（公開出願番号）：特開平9-173814
出願日： 1995年12月25日
公開日（公表日）： 1997年07月08日
要約：

【要約】【課題】 優れた乳化組成物の安定化能を担保しながら、常温でも安定な品質を具備した乳脂肪球皮膜を得る。【解決手段】 乳脂肪球皮膜にイソプロピルアルコールなどの溶剤を接触させて、乳脂肪球皮膜の脂質成分を溶剤で抽出し、乳脂肪球皮膜から脂質成分を除去した乳脂肪球皮膜のアポ体を得る。このアポ体は乳脂肪球皮膜の中でも酸敗などの主要原因となる脂質成分を除いているために常温でも化学的に安定である。また、元の乳脂肪球皮膜に比しても乳化組成物の安定化能は余り低下せず、様々なHLB価を持つ油類に幅広く対応でき、化粧料基剤、医薬品基剤などを始め、種々のエマルジョン形態の化学品を調製する際の基剤としてきわめて有望である。

請求項（抜粋）：

乳脂肪球皮膜から脂質成分を除去する精製処理で得られた、糖タンパク質成分を主成分とする乳脂肪球皮膜のアポ体。

IPC (4件)：

B01F 17/30 ,  A61K 7/00 ,  A61K 9/107 ,  B01D 11/04

FI (6件)：

B01F 17/30 ,  A61K 7/00 T ,  A61K 7/00 N ,  A61K 9/107 B ,  A61K 9/107 Q ,  B01D 11/04 C