特許
J-GLOBAL ID:200903071160909161

エンジン冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184774
公開番号(公開出願番号):特開平8-049537
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 電子制御装置を必要とすることなく、1個の水温検出スイッチ17を用いるのみで、エンジン冷却水温をエンジン負荷に応じて良好に制御する。【構成】 ラジエータ3の出口タンク3d内に、水温検出スイッチ17を配置するとともに、この水温検出スイッチ17の感温部材17eが配設されている冷却水室13aに、隣接して切替弁19を設置し、エンジン低負荷時には切替弁19により前記冷却水室13aにコア部3cで冷却された後の低温の冷却水を供給し、一方エンジン高負荷時には切替弁19により前記冷却水室13aに、ラジエータ3の上部タンク3aからの高温冷却水を供給する。これにより、エンジン高負荷時には低負荷時に比して水温検出スイッチ17が早めにオンし、冷却ファン9の稼働率が増大して、ラジエータ冷却能力が上昇する。
請求項(抜粋):
エンジン冷却水が流入する入口側タンク、エンジン冷却水が流出する出口側タンク、およびこの両タンクの間に設けられ、エンジン冷却水と冷却空気とを熱交換してエンジン冷却水を冷却するコア部を有するラジエータと、このラジエータに冷却空気を送風する冷却ファンと、前記コア部を通過して冷却されたラジエータ出口側の冷却水温を検出可能な部位に設置された水温検出手段と、エンジンの負荷に応じて作動し、エンジン低負荷時には前記水温検出手段にラジエータ出口側の冷却水を供給し、エンジン高負荷時には前記水温検出手段にラジエータ入口側の冷却水を供給する冷却水切替供給手段とを備え、前記水温検出手段の検出水温に応じて前記冷却ファンの作動を制御するようにしたことを特徴とするエンジン冷却装置。
IPC (2件):
F01P 7/04 ,  F01P 11/16

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