特許
J-GLOBAL ID:200903071161287091

ロータへの翼の係止装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-369603
公開番号(公開出願番号):特開平10-196306
出願日: 1997年12月29日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 翼をロータに係止する方法及び装置を提供する。【解決手段】 翼根部(3)及びターボ形機械の周囲に設けられた溝(14)の対向面に形成された合致する切欠き(4,5 )を形成して盲穴を構成することにより翼を溝(14)内に係止する。組立て時、スロット付き半径方向ピン(8)を盲穴に嵌め込んで翼根部の軸方向の動きを阻止するようにする。ピンを回転させてそのスロット(18)を、ロータ溝の長さに沿って設けられたスロット(16)に整列させる。保持ストリップ(12)をロータ溝のスロットに滑り込ませて保持ストリップが半径方向ピンのスロットを貫通して保持ストリップの予め折り曲げられている状態の端部(22)がロータの一方のフェースに当たるようにする。保持ストリップの他端に形成されているタブ(21)を折り曲げてロータの別のフェースに当てて保持ストリップを定位置に係止する。分解時、保持ストリップのタブのうち一方を真っ直ぐに伸ばし、保持ストリップを滑らせて取り出す。次に、ピンを抜き取り、それにより翼を取り外すことができるようにする。
請求項(抜粋):
翼根部及び翼根部に設けられていて、穴の周囲の一部を形成する第1の切欠きを備えた翼と、翼根部を保持する溝及び第1の切欠きと対向して溝に設けられていて前記穴の周囲の残りの部分を形成する第2の切欠きを備えたシャフトと、第1及び第2の切欠きによって構成された前記穴内に設けられる係止ピンと、係止ピンを第1及び第2の切欠き内に保持する手段とを有することを特徴とするターボ形機械のロータ組立体。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-276203
  • 特開昭62-276203

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