特許
J-GLOBAL ID:200903071165302257

電気外科用機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301381
公開番号(公開出願番号):特開平5-237134
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 組織ポリープおよび類似のものを切除する電気外科用機器を提供する。【構成】 電気外科用機器は組織を切断するための導電電極の二極対を有し、該電極の少なくとも一つは他の電極に対して移動することができる。これら電極は、管状部材の末端に装着された絶縁プラグに装架される。親指輪に圧力を加えれば、一つの電極が他の電極に対して移動する。電極が適当な範囲内にある時に、RF電圧を加えれば、電極の間隔がこれらの間に発生する電弧の強さを制御する。電極には足踏みまたは手動スイッチにより制御されて、標準RFエネルギー供給源から電力が供給される。なお絶縁プラグは周囲面に金属痕跡を配置したものとなすことができる。付勢時にはこれら痕跡は電極の二極対として働き、組織および血液を電気的に凝結させる。
請求項(抜粋):
組織ポリープを切除し、かつこのような切除に伴う出血を止めるための電気外科用機器において、(a) 末端、基端およびこれらの間を延びる腔と、縦軸線とを有する管状部材と、(b) 前記末端において前記管状部材に固定され、かつ前記縦軸線に対して全体的に垂直な末端面を有する絶縁プラグと、(c) 前記絶縁プラグの末端面から延び、前記縦軸線に対し平行に突出し、かつ末端を有する剛直な支持部材と、(d) 前記絶縁プラグの末端面に装架された第1電極と、(e) 前記剛直な支持部材の末端から延び、かつ前記第1電極と電気的に共働するように位置決めされた第2電極と、(f) 前記管状部材の前記腔を通って延びる一対の可撓性導線で、それぞれ前記第1および第2電極に導電的に接続され、前記電極を電気的に付勢し得るようになった導線と、(g) 前記第1および第2電極の一つを、前記縦軸線と平行な方向に並進せしめ、該第1および第2電極を所定の相互間隔内で動かすアクチュエータ装置とを有することを特徴とする電気外科用機器。

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