特許
J-GLOBAL ID:200903071168702280

燃料電池装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-150724
公開番号(公開出願番号):特開平5-003041
出願日: 1991年06月24日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、電池セル特性の劣化に対応して、劣化時に燃料電池本体の水素極に供給する水素量を増加させて、安定した電気出力が得られる燃料電池装置の制御方法を提供することにある。また、燃料改質系の触媒劣化に対応して、燃料改質系への主燃料流量と水蒸気流量を増加させて安定した電気出力を得ることにある。【構成】 燃料電池装置における、現在の出力電力値に対する初期の電池電圧値と現在電池電圧値との偏差から、主燃料流量,カソード空気流量,水蒸気流量のそれぞれの必要増加分を演算し、主燃料調節弁,カソード空気調節弁,水蒸気調節手段の制御を行うことを特徴とする。また、燃料改質系の燃焼ガス出口の水素濃度の初期値と現在値との偏差から、主燃料流量および水蒸気流量のそれぞれの必要増加分を演算し、前記主燃料調節弁,水蒸気調節手段の制御を行う。
請求項(抜粋):
燃料電池本体と、この燃料電池本体に対する燃料改質系,空気供給系,電池冷却系と、排ガス系と、これらを制御する制御系とを備え、前記燃料電池本体における電池反応に必要な水素,酸素の供給量を制御する主燃料調節弁,カソード空気調節弁,および水蒸気調節手段の制御機能を有する燃料電池装置の制御方法において、現在の出力電力値に対する初期の電池電圧値と現在電池電圧値との偏差から、主燃料流量,カソード空気流量,水蒸気流量のそれぞれの必要増加分を演算する機能を加えた制御系により、前記主燃料調節弁,カソード空気調節弁,水蒸気調節手段の制御を行うことを特徴とする燃料電池装置の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-292575
  • 特開平2-056864
  • 特開平2-098063

前のページに戻る