特許
J-GLOBAL ID:200903071177401714

PWMインバータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-004096
公開番号(公開出願番号):特開平7-213071
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 高周波領域においても不安定にならない電流制御系を構成し、かつ変調周波数を可変にしうるようにする。【構成】 インバータ及び電動機などの負荷の電気回路を計算機上に実現したシミュレーションにより、PWM電圧波形に対する負荷電流波形を一定周期時間ごとにシミュレーションし、シミュレーションの結果得られる電流波形が電流指令値に最も良く追従したPWM電圧波形を実際のインバータに出力させる。
請求項(抜粋):
可変電圧・可変周波数の電圧をパルス幅変調により出力するインバータを制御するPWMインバータ制御装置であって、制御上設定される一定周期のサンプリング時間内に行うスイッチング回数の設定値を出力するスイッチング回数設定部と、前記PWMインバータの各相の出力電圧の組み合わせによって決まる電圧ベクトルの中から、前記スイッチング回数設定部により設定されたスイッチング回数に対応する数の電圧ベクトルを選択して組み合わせる電圧ベクトル組み合わせ選択部と、前記電圧ベクトル組み合わせ選択部から出力される電圧ベクトルの組み合わせの、各電圧ベクトルを出力する時間をパラメータとして、インバータで駆動される負荷の電気定数を用いて構成された負荷シミュレータにより電流シミュレーション波形を求め、そのシミュレーション波形に対応する電流と電流指令値との差を電流誤差として演算し、それらの電流誤差のうち最小値をとる最小電流誤差、及びそれに対応する電圧ベクトル出力時間及び電圧ベクトル組み合わせを出力する最小誤差電流演算部と、前記電圧ベクトル組み合わせ選択部で選択されたすべての電圧ベクトル組み合わせと、それに対応する最小電流誤差時間パターン及び最小電流誤差を入力とし、前記電圧ベクトル組み合わせ選択部で選択されたすべての電圧ベクトル組み合わせに対して、前記最小誤差電流演算部から出力される最小電流誤差をすべて入力し、前記最小電流誤差が最小になる電圧ベクトルの組み合わせと、それに対応する最小電流誤差時間パターンとから、前記PWMインバータの相電圧PWMパターンを演算し出力する最小電流誤差PWMパターン演算部とを備えたPWMインバータ制御装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02P 7/63 302

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