特許
J-GLOBAL ID:200903071177611220

光学記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038443
公開番号(公開出願番号):特開平6-251417
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】高速記録および微小ピット形成に十分対応する高密度記録さらに時間分解能も十分な性能が得られる光学記録媒体を提供する。【構成】透明基板/有機色素系記録膜/反射膜の積層体で構成され、透明基板より入射する記録レーザー光の光エネルギーが記録膜で吸収されて発生する熱エネルギーによって、分解、融解、蒸発あるいは昇華の状態変化によるピットの形成を伴わず、再生レーザー光波長域の光透過率が変化する現象を利用した光記録媒体において、有機色素系記録膜が、下記一般式[1]で示される化合物であることを特徴とする光記録媒体。一般式[1]【化1】
請求項(抜粋):
透明基板/有機色素系記録膜/反射膜の積層体で構成され、透明基板より入射する記録レーザー光の光エネルギーが記録膜で吸収されて発生する熱エネルギーによって、分解、融解、蒸発あるいは昇華の状態変化によるピットの形成を伴わず、再生レーザー光波長域の光透過率が変化する現象を利用した光記録媒体において、有機色素系記録膜が、下記一般式[1]で示される化合物であることを特徴とする光記録媒体。一般式[1]【化1】[式中、X2 〜X4 は、それぞれ独立にハロゲン原子、置換基を有しても良いアルキル基、置換基を有しても良いシクロアルキル基、置換基を有しても良いアリール基置換基を有しても良いアシル基、置換基を有しても良い複素環残基、ニトロ基、シアノ基、スルホン酸基、カルボン酸基、-OR1 、-SR2 、-NHCOR1 、-N=N-R1 、-N=CHR1ここで、R1 およびR2 は、互いに同一であっても異なっていても良く、水素原子、置換基を有していても良いアルキル基、置換基を有していても良いアリール基、置換基を有していても良いシクロアルキル基、置換基を有していても良いアシル基、またはポリエーテル基を表し、また、R1 とR2 で4〜7員環を形成していても良く、その際、さらに窒素原子、酸素原子、イオウ原子等のヘテロ原子を含む複素環であっても良い。ここで、R3 は、置換基を有しても良いアルキル基を表す。R4 は、水素原子、水酸基、置換基を有しても良いアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基を表す。R5 は、置換基を有しても良いアルキル基を表す。R6 は、置換基を有しても良い飽和または不飽和の炭化水素基を表す。Mは、シリコン、ゲルマニウムもしくはスズを表す。l1 〜l4 は、それぞれX1 〜X4 の置換基数を表し、それぞれ独立に0〜2の整数である。Zは、フタロシアニン骨格の繰り返し単位数を表し、0以上の整数を表す]
IPC (3件):
G11B 7/24 516 ,  B41M 5/26 ,  G03C 1/735

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