特許
J-GLOBAL ID:200903071192892171

列車接近警報システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190236
公開番号(公開出願番号):特開平8-053066
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】列車と地上作業員間および列車間における列車接近を警報するとともに装置の故障警報も行う列車接近警報システムを提供する。【構成】このシステムは、列車に搭載される列車情報送受信装置100と、列車の運行線路近傍に配置されるこの装置100とほぼ同じ構成の列車接近警報装置(図示せず)とを備える。列車情報送受信機10は、列車番号設定器200が設定した自局データを自局データ蓄積回路13に蓄積する。データ制御回路18は、受信した無線信号S12から再生した復調データS20が自局データであるか他局データであるかを判定し、判定の結果が他局データである場合には列車の接近を知らす警報データS11をモニタ11に出力する。判定の結果が自局データである場合には、回路18はこの再生自局データS20を回路13に蓄積された自局データS17と比較して自局の故障診断を行う。
請求項(抜粋):
少くとも一つの列車に搭載される列車情報送受信装置と、前記列車の運行する線路の近傍に配置される少くとも一つの列車接近警報装置とを備える列車接近警報システムであって、前記列車情報送受信装置が、自局を搭載する列車の列車情報と自局区別用の自局アドレスとを含む第1自局データを設定する列車番号設定手段と、前記第1自局データを第1無線信号に変換して送信する第1送信手段と、自局の送信する前記第1無線信号の一部,他局の送信する前記第1無線信号および前記列車接近警報装置の送信する第2無線信号に応答して第1復調データを生じる第1受信手段と、前記第1復調データが他局の送信した前記第1無線信号および前記第2無線信号の復調データである第1再生他局データか自局の送信した前記第1無線信号の復調データである第1再生自局データかを判定する第1送信局判定手段と、前記判定の結果が前記第1再生他局データである場合にはこの第1再生他局データを警報データとして出力する警報データ出力手段と、前記判定の結果が前記第1再生自局データである場合にはこの第1再生自局データを前記第1自局データと比較して自局の故障診断を行う第1診断手段とを備え、前記列車接近警報装置が、前記線路の位置情報と自局区別用の自局アドレスとを含む第2自局データを設定する線路位置情報設定手段と、前記第2自局データを前記第2無線信号に変換して送信する第2送信手段と、前記列車情報送受信装置からの前記第1無線信号に応答して第2復調データを生じる第2受信手段と、前記第2復調データを受けると警報信号を出力する警報信号出力手段とを備えることを特徴とする列車接近警報システム。
IPC (4件):
B61L 23/06 ,  B61L 23/34 ,  G08B 21/00 ,  H04B 7/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-047250
  • 特開平4-126664
  • 特開平4-349066
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