特許
J-GLOBAL ID:200903071203494211
電力変換装置のスナバ回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213353
公開番号(公開出願番号):特開平10-066356
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】電力変換装置の主回路配線に存在する配線インダクタンスとサージ電圧抑制用スナバコンデンサとの共振を、装置の大形化・複雑化や、電力損失による装置効率の低下、などを招くことなしに効率的に抑制てきるようにすることにある。【解決手段】変圧器31に備えた二次巻線35を二次側抵抗器32で短絡する。この一次巻線34と二次巻線35とは絶縁されている。主回路の配線インダクタンス4とIGBT11保護用に設置しているスナバコンデンサ21とがIGBTのターンオフ時に共振し、両者の間を共振電流が流れる。そこで前述した変圧器31の一次巻線34をこの共振電流が流れる回路、例えば正負の主回路,スナバコンデンサと直列の回路,3レベル電力変換装置ならば中性線回路などに挿入する。変圧器31の二次巻線35を短絡している二次側抵抗器32がこの共振電流を減衰させるが、二次側抵抗器32に流れる電流は変圧器31の二次側であることから小さい。よってこれの発熱や電力損失は僅かであり、しかも大きな共振電流減衰効果が得られる。
請求項(抜粋):
半導体スイッチ素子とダイオードとを逆並列接続したスイッチ素子同士を直列接続した直列回路の1組または複数組の並列接続でなるスイッチング回路を平滑コンデンサを介して直流電源に接続し、前記スイッチング回路にスナバコンデンサを並列に接続する構成の電力変換装置において、一次巻線と二次側巻線とが絶縁されている変圧器の一次巻線を、前記平滑コンデンサとスイッチング回路とを接続している正極側回路または負極側回路に挿入し、当該変圧器の二次巻線は抵抗を介して短絡することを特徴とする電力変換装置のスナバ回路。
IPC (4件):
H02M 7/5387
, H02M 1/00
, H02M 1/06
, H02M 7/48
FI (4件):
H02M 7/5387 A
, H02M 1/00 F
, H02M 1/06 D
, H02M 7/48 M
引用特許:
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